【感想・ネタバレ】おねだり女房 影十手活殺帖のレビュー

あらすじ

良人(おっと)との離縁を望み最後の助けを求めて女が駈け込む「縁切寺」として名高い鎌倉の東慶寺。門前にある餅菓子屋の倅(せがれ)で忍びの末裔でもある平左十手の使い手・和三郎が、寺役人の野村市助、公儀御庭番の息女紀乃とともに、夫婦の事情の背後に隠された意外な真実を鮮やかに暴き出す。表題作「おねだり女房」を含め全4編。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

宮本昌孝 著「影十手活殺帖 おねだり女房」を読みました。

 忍者の末裔の和三郎と寺役人の市助、公儀お庭番息女の紀乃が縁切り寺に駆け込んでくる女たちの背後に隠された意外な真実を暴き、事件を解決していくシリーズ第2弾。

 主人公の和三郎の鮮やかな十手術と、飄々とした市助の人柄が今回も魅力的に描かれています。

 いつの時代も男と女には、理性では割り切れない情の深さがあることを考えさせられます。

 和三郎と紀乃の仲の今後も気になるところです。

 第3弾が出ることを楽しみにしています。

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2013年01月22日

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