あらすじ
緑茶、紅茶、ウーロン茶……さまざまあるお茶は、すべて同じ「チャ」の樹の葉からできたもの。製造過程で、茶葉の中で多様な変化が起こり、そのお茶らしい色、香り、味が生まれます。「お茶のおいしさ」とは何なのか? 5000年以上にわたる茶のルーツをたどり、最新研究からその秘密に迫ります。お茶を研究して50年の"お茶博士"が、誰にでもできる「いつもの煎茶を"玉露"にする淹れ方」も伝授!
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Posted by ブクログ
ティーパックはお湯を入れてから入れるという発想は新しくて試したいなと思いました。作者のフレーバーティー好きに対する殺意(?)がちょっと高めなのが面白かったです。スーパーではなかなか売っていない茶種も紹介されていたので、ちょっと背伸びして探してみたいです。
Posted by ブクログ
お茶のまとまった本は何年かおきに出るのだけれど。
最初に出てくる、冷水出し、60度出し、熱湯出しの後茶殻を酢醤油で食べるのはなかなかわかりやすい。結構安い茶でやってみたがそれなりにおいしく上がったのはびっくり。いいお茶じゃないと成立しないかと思ったが。
ギャバ茶の話をまとめてちゃんと読んだのは初めて。窒素ガスで嫌気保管して好気発酵させるのね。GABAは、ほかのところで薬効が先に来て、釜炒りでフレーバーの癖を押さえて商品化したとは。確かに大豆とかチョコのほうが先だった。ミャンマーの茶樹の話が結構昔だったのがびっくり。もっと最近のことかと思っていた。