あらすじ
「自分が 何者かなんて 本当は 誰も知らない」名前以外すべてを忘れてしまったアリスが目を覚ました場所は、閉ざされた学園だった。自分たちがここにいる理由、外の世界と交わってはいけないルールの理由を探ることをしない少女たちの中で、見つけてしまった過去を知るための鍵と、自分だけ備わった特殊な能力。選ぶべきは無知なる平穏か、茨の先の真実か。明るい場所をめざし、進行する少女の物語。
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Posted by ブクログ
少女・アリスが目を覚ましたとき、名前以外の記憶は失われていたー。
厳しい戒律が支配する学園、「純血の子供」と呼ばれる女生徒たちは、みな過去の記憶を失ったまま日々を送っていた。「外の世界」との接触は許されないが、規律さえ守っていれば安穏は約束される。しかし…。
虚飾に満ちた学園での安住にとどまることを是とせず、真実と過去を求めて、少女は自分の脚で踏みだす…その扉の先に何があるとしても。
コミティアを中心に活躍してきた、ひるのつき子さんの初の連載作品。微細に描きこまれた絢爛な画と、容赦のない残酷な展開が共存する作風を特色としています。
苦境から始まる物語であるため、この1巻ではカタルシスを感じることが少ないですが、最終の3巻まで読み進めると、それまでの苦難と努力が報われる結末が待っています。小説のような感触です。
Posted by ブクログ
ひるのつき子先生の、コミックITANからの新刊。
もうとにかく、絵が美しい。
女の子可愛い!
閉鎖された学園での生活。
安定の生活か、イバラの道の真実か、
アリスはつきとめることができるのか。
続きが勿論気になりますが、
今はこの美しいひとコマずつを、じっくりと読んで
見てもっと楽しみたい気分です。
コミック発売記念?として、YouTubeで
先生の作画動画を見ることができます。
絵がとても美しい
とにかく絵がとても美しい。特にカバーの絵がよい。
ストーリーはまだ1巻目なので謎が深まる段階であるが、2巻目以降を読もうという気にさせる。
匿名
学園の謎
目を覚ましたアリスは自分の名前以外の記憶を失っていることに気づく。
そんな状態の人をこのアストレア学園では純潔の子供というらしい。
ここでは純潔の子供たちが生活しているのだがルールがいくつかあった。
一つは純潔の子供は相手の感情を読み取ることができるため肌同士を触れ合わせてはいけないこと、もう一つは外界と接触してはいけないということ。
特に後者を破った生徒は死体になって帰ってくることもありみんな外の世界に興味を持たないようにしていた。
ある日生徒の一人であるビクトリアが外に抜け出そうとして亡くなったことで彼女をそそのかしたそぶりを見せていたアリスのルームメイトであるマリーが学園長に呼ばれる。
アリスもこの学園に疑問を思っていた時に外の世界からこの学園のことを調べに来たレオンという少年に出会ったことで中と外からこの学園について突き止めようという話になった。
気持ち悪い読まなきゃ良かった
最悪。幼稚園から大学まで女子校で、指導者が許す以外のことは悪、と教えられた方々は許容出来るのかしら?
イジメとかへの反語を唱えたいのでしょうが、気持ち悪いが過ぎる。