あらすじ
113番元素だけじゃない、スパコンからバイオ、脳科学まで、幅広い研究で基礎科学を支える日本最大の研究所「理研」。1917年(大正6年)に設立され、100年目を迎える今では450の研究室、3000人の研究者を擁し、全国に研究施設を持つ。ノンフィクション作家・山根一眞がつぶさに研究現場を訪ね歩き、今いったいどんな研究が行われ、研究者たちは何を目指しているのか、その全貌を明らかにします。
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Posted by ブクログ
2017/3/20 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2017/3/22〜3/28
日本が誇る科学研究所である理科学研究所を、メタルカラーの時代でお馴染みの山根一眞氏が研究者へのインタビューを通して紹介。仕事柄、ある程度は知っていたが、ここまで多種多様とは。高校生くらいの人に是非読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
■加速器研究センターRIBF
遺伝子を切るはさみ。
接ぎ木に重イオンビームを当てる。
種より10倍突然異変が起こる。
スプリングエイト、放射光顕微鏡
タイヤのゴム中の炭素微粒子の摩擦を減らす。
シミュレーションに「京」を使用。
住友ダンロップ エナセーブ。
京の稼働率は93.5%。
■世界最大級のバイオリソースセンター
マウス一匹12400円。
ヒトiPS細胞28800円。
営利団体にはその2倍で販売。
■核磁気共鳴NMR棟
血液から体内時計の時間を調べる。
■創発物性科学CEMS
個々の現象が集まると
全体としてもう一段高いヒエラルキーの現象が成立。 (イワシの群れ)
相対論的な話を固体に展開する量子情報エレクトロニクス
新しい産業革命
原子力でも力学から電気への電磁誘導変換は変わっていない。創発物性科学は個体電子を用いた光熱発電や省エネルギー技術。