あらすじ
大天使ミカエルの槍の直撃を受けて大けがを負ったマリア。そのうえ戦場の兵士からも暴行を加えられそうになったところへ、イングランドの魔女・ビブが駆けつける。戦争に介入し続けてきた最強にして処女の魔女・マリア、彼女が今必要としているものは何なのか。戦争と大天使にケンカを売り続けた魔女マリアの伝説、ここに堂々完結! カバーや本体表紙もきっちり収録!
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ジョセフが死ななくてよかった。格好よかった。最後にマリアが人として幸せになる道を選んでくれてよかった。エゼキエルは超重要な役目を与えられてたんだな。
Posted by ブクログ
魔女マリアが愛と幸福を知って聖母マリアとなる話。
そんな感じがした。
読み終えた後心があったかくなる。
一巻をよんだときはこんなふうになるとはおもっていなかった。
Posted by ブクログ
もっと込み入った話になるのかと思ったら、一気にたたんで終わりました。
これはマリアの視点で話が進んでいるからできる終わり方だけど、爽快かな。
いろいろなところにちりばめられている話を拾えば、まだまだ血なまぐさい世界だし、これからも悲劇はてんこ盛りだし、神様も、神を至上と信仰するものにとっては残酷だし、人間は結局、総意など出せないほど千差万別で、それでも幸せのために生きているのだ、もとめているのだ、というまとめ方に思えました。