あらすじ
走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の論理に。会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。
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とにかく面白い!
トラックによる母子死傷事故をきっかけに多くの人たちの人生が目まぐるしく変わっていく怒涛のストーリー展開。
先が気になりすぎて息をつく暇もないくらいこの作品に夢中になりほぼ1日で読み切ってしまいました。
町の運送業者が世界的大手自動車メーカーに挑む、弱者が強者を討ち取るというスカッとする話が好きな私にとってはとてもおもしろい作品でした。
正
古くさくて男くさい。
昭和のにおいがする。
でも,赤松社長の熱意に心打たれてしまう。
悪戦苦闘の末,正義が勝って悪者が懲りるお話。
なんだか晴々とした気持ちになる。