あらすじ
何が愛で何が青春か?そして旅立つと言っても一体どこへ?主人公の「僕」は大学に通い、さしあたって大きな悩みもなく、健康で何不自由のない生活を送っている。しかし一体なんだこの得体の知れない恐怖は。焦燥感はどこから来るのか。寂しさは?東京生まれ東京育ちの著者による初めての青春小説。
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Posted by ブクログ
主人公の大学生の「僕」は、特に大きな悩みもなく健康な日々を送っている。しかし、理由の分からない得体の知れない恐怖や焦燥感、寂しさに襲われる。愛や青春とは何か、旅立つべき場所はどこかといった問いを抱えながら、なんということもない日常と複雑な心理が描かれる。
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上記のあらすじ、geminiに作ってもらいましたが、ちょっと印象が違います。
主人公の男性(大学生)、日常の意識は、エロいこと50%+何も考えていない50%、それくらいの勢いみたいに見えます。
折角かわいい彼女がいるのに、クラスメートに欲情しちゃって、結局手を出しちゃう。
駄目だと分かっているのに流されるのは人の常とは言えますが、その浅はかさの極致・典型といえばそうも謂えるかもしれませんが。
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途中、なぜか見知らぬ女の子と歩いている夢(白昼夢?)のシーンがあったり、元カノ(芸術家の卵)の展覧会に行くと、立派な大人サイズのペ〇スをもったちいさな天使が天を舞っていたり、ところどころファンタジックで筋が追えない部分がありました。
にしてもペ〇スがよく出てくる。時として連呼!いやまあ、そういう気持ちも分かる笑 そういうのも青春小説の感を強めているなあと感じました。
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ということで、前田氏の作品は初めて読みました。
10年以上前のBRUTUSの文芸作品特集で取り上げられていたうちの一人で、いつかは読もうと思って今回やっと(10年越し!)に読んだものでした。
巻末の柳美里氏の解説で、氏が筆者にかなり肩入れしており『なになに仲いいの!?』とか思いました。
なお、本作が処女作とのこと。今後氏をトラックするかは微妙、という感じですかね。