【感想・ネタバレ】愛でもない青春でもない旅立たない のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2015年10月29日

何年ぶりかで読み直したけれどやっぱりおもしろい。
私が主人公と同じ大学生だったのは遥か昔だけれど、彼の世界をみつめるちょっと意地悪な視線には共感してしまうし、それをとらえる作者の自意識の記述にはうならされる。
『恋愛の解体…』の方がまとまりは良い。でもオススメ。

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Posted by ブクログ 2014年04月13日

感情の表現が生々しい。
現実の延長線上のような夢が出てきたり、夢みたいな少し不思議な現実があったりする。
それでも(それだから?)感情はそういう不安定な不思議さを含めて生々しくて繊細だった。背伸びしない姿勢を感じて、それが素直でよかった。

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Posted by ブクログ 2013年05月09日

夢もなく目標もなく確固たる趣味も主張もない。そんなとっても「今風」な大学生の独白。いわゆる「意識の流れ」で読ませる小説。

内面描写はとても上手。実に臨場感がある。
主人公が見た、感じたとおり、読み手にも感じさせる文章力には感嘆させられる。
ふと目にしたものから、考えが飛びに飛んでいつの間にか妙に壮...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年03月10日

「僕は変わる。僕を貫いている確固たるものはなんだ。刹那刹那の僕を数珠のようにつなぐ糸はなんだ。記憶だろうか。人格なんてものが便宜上の言葉に過ぎないことはとうの昔に知っている。(略)僕はあの時元宮ユキとセックスをした自分と、今こうしてセックスをしたときのことを考えている自分が同じ人間だとは思えない。単...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年03月11日

前田司郎のデビュー作。現実と夢が入り交じった圧倒的な世界観の中で、くだらなくも切ない青春が繰り広げられる。最初から最後まで衝撃でした。

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Posted by ブクログ 2011年04月06日

意味はよく分からんけど嫌いじゃない。
大学生のうちに読んどいて良かったかなと思う。
学内の様子とか和光生にとってはほんともう眼に浮かぶようなので不思議な気分です。

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Posted by ブクログ 2011年03月22日

小説なんかによく出てくる、どこにも行き場のないような閉塞感のある学生生活を描いた作品。文体は結構好き。何でもかんでもエロに紐づけて考えてしまう主人公にも結構共感が持てたりして。もうちょっとボリュームがあればなぁ。

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Posted by ブクログ 2011年03月05日

青春が永遠に去らない、話。

男女の微妙なもつれとか
桃太郎の描写にあわせた男女の情事とか
みんなに知られず絵を描いていた元彼女の個展で見たアレとか
ソレが誰のアレで俺のじゃないとか
青くさい話。

五反田団という劇団の主宰がはじめて書いた小説らしいです。
わりと好き。

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Posted by ブクログ 2013年05月14日

大学生が読んで感銘を受けるのか?
モラトリアムを過ぎ去って久しい大人が読んで思い出す程度じゃないのか?
それは定かではありませんが、読んでいるあいだに、大学の友人たちが瞬く間に目の前を通り過ぎていったような気がします。ぐにゃりぐにゃりと泳ぐ魚たち。

大学1,2年生くらいの人たちに読ませて、「ねぇ、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年04月02日

愛でもない青春でもない旅立たないのなら
一体なんなんだろう。

でも確かに、この物語では以上のものはすべて否定されている。
そこに残されていたものは、空虚というには
少々グロテスクな自意識の視線と、
それを跳ね除けてあまりある馬鹿馬鹿しいほど神々しい人生だと
言わんばかりのラストだが、これも正直ポー...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年11月22日

表現方法が豊か。心理描写とか、独特で面白い。何より文章の流れが心地良い。あー、こんなこと思ったりするよね!という頭の中のくだらないことが沢山で共感できる。

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