【感想・ネタバレ】百年後、ぼくらはここにいないけどのレビュー

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ネタバレ

なんだか中途半端な印象。
ジオラマ完成のその先にもっとなにかあるのかと思っていたら、それだけで終わってしまった。

ジオラマ作りや歴史を知っていく過程は楽しかった。

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2024年04月09日

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中学3年の健吾が副部長を務める地理歴史部は、ゆるーい部活だった。ところが部員が足りず、このままでは廃部の危機に陥るという状況の中、顧問がやる気満々の教師に代わった。健吾が周りの変化に追いつかない間に、研究発表にジオラマを作ることになり、部長の太陽は大きな土台だけ残して転校してしまった。受験を控えた健吾は、それでもみんなをまとめて期間内にジオラマを作り上げなくてはならない立場になる。
100年前の渋谷を再現していきながら、かつてそこに生活していた人たちの想いに気づき、仲間や協力してくれる周囲の人たちに励まされ、製作は進んでいく。

ジオラマづくりを通して成長していく思春期の姿を描く。

ジオラマ制作の場面が非常に詳細で、著者の強いこだわりを感じる。ジオラマに詳しくなれるかも。

困難に出会いつつも、葛藤しつつも何とかがんばる少年たちの姿を描く教科書的な物語。
そんな物語に変化を与えているのは健吾の元彼女の希の存在だが、それも、ちょっと取って付けた的に感じる。

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2017年12月17日

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中学生。部活動。地理歴史。模型。ジオラマ。渋谷。友達。失恋。上下関係も活動内容もユルいチレキに入ったけど、今年はジオラマを作ることになった。そして言いだしっぺの部長・太陽は転校してしまう。どうやって作る?テーマは何にする?部員たちと掘り下げていくうち、自分の中の傷や悩みに触れることになる。彼らの葛藤はとてもストレートだ。ジオラマの作り方を学ぶ部分はあっさりとしているのにすごいものが出来ていくのがちょっと不思議。2014年ごろの渋谷駅周辺の様子が描かれていて、これも少しすると、そんなこともあったんだ~っていう過去になるんだろうなぁ。

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2016年09月16日

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