百年後、ぼくらはここにいないけど

百年後、ぼくらはここにいないけど

1,265円 (税込)

6pt

3.3

チレキ。正式には地理歴史部。「一番楽で、上下関係厳しくなくて、ついでに存在感もなくて、帰宅部よりオススメ」だったはずなのに、主人公の健吾が中三になった春、状況が一変。熱血の新顧問のもと、ジオラマ作成に乗りだすことになる。テーマは、〈百年前の渋谷〉。自分たちの住んでいる町は、どのようにして今の姿になったのか。町の過去を振りかえる作業を通して、健吾は自分の過去の傷と向きあい、成長していく。青春小説。

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百年後、ぼくらはここにいないけど のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初に友達転校しちゃったので驚いた。
    転校したことに意味があったか?
    そこは今ひとつよく分からなかった。

    でも、話としては、
    ジオラマ作りってこうやるのかぁと
    新たな発見があり、面白い。

    0
    2022年07月06日

    Posted by ブクログ

    ジオラマ作りの2ヶ月半のなかで部員たちの細やかな心の変化を感じとれる物語だった。
    その場面や情景がありありと想像でき、登場人物一人ひとりが私の中で生きていた。

    0
    2020年07月04日

    Posted by ブクログ

    ジオラマ作りに打ち込む中学生のお話。青少年に共感出来るところが多いのでは。こうして、人から人へ受け継がれ、未来へ続いていく。

    0
    2018年09月29日

    Posted by ブクログ

    長いタイトルってあまり惹かれないのだけど、これはなんだか気になっていた。
    期待ほどではなかったけれど、面白かった。
    しかし、これが中学生?私の頭の中では高校生だった。
    東京はやっぱり大人だなあ。

    0
    2019年08月13日

    Posted by ブクログ

    石田健吾は地理歴史部の部長。もともと、活動らしい活動もない楽な部活だからと、草野太陽(くさのたいひ)と一緒に入った。けれど、このまま新入部員が入らなかったら存続の危機にあるらしい。部長だった太陽は、今年の学習発表会で「地元の渋谷を調べる。ジオラマ製作」と決めて、2メートルの土台作りだけして転校してい

    0
    2017年08月18日

    Posted by ブクログ

    部員の減少で存続が危ぶまれている地理歴史部。部をアピールするために学習発表会で一畳大の百年前の渋谷駅前のジオラマを作ることになった。
    言い出したのにさっさと転校していってしまった太陽に代わり、部をまとめることになった健吾。部員たちと百年前を調べつつ、ジオラマに必要なものをお金をかけずに作る方法も考え

    0
    2016年09月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんだか中途半端な印象。
    ジオラマ完成のその先にもっとなにかあるのかと思っていたら、それだけで終わってしまった。

    ジオラマ作りや歴史を知っていく過程は楽しかった。

    0
    2024年04月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学3年の健吾が副部長を務める地理歴史部は、ゆるーい部活だった。ところが部員が足りず、このままでは廃部の危機に陥るという状況の中、顧問がやる気満々の教師に代わった。健吾が周りの変化に追いつかない間に、研究発表にジオラマを作ることになり、部長の太陽は大きな土台だけ残して転校してしまった。受験を控えた健

    0
    2017年12月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学生。部活動。地理歴史。模型。ジオラマ。渋谷。友達。失恋。上下関係も活動内容もユルいチレキに入ったけど、今年はジオラマを作ることになった。そして言いだしっぺの部長・太陽は転校してしまう。どうやって作る?テーマは何にする?部員たちと掘り下げていくうち、自分の中の傷や悩みに触れることになる。彼らの葛藤

    0
    2016年09月16日

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