サンドイッチクラブ

サンドイッチクラブ

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

珠子はダブル塾通いをする小学6年生.ぼんやりむかえた夏休みに,無心に砂像を作るヒカルと出会う.強烈な個性をもち,成績もトップクラスのヒカルは「戦争をなくすためにアメリカの大統領になる」という.家庭環境も性格も異なるふたりの少女が,たがいを受け入れ,まっすぐに世界と向きあっていく姿をさわやかに描く.

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • タイトル
    :
    サンドイッチクラブ
  • タイトルID
    :
    924355
  • ページ数
    :
    238ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年03月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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サンドイッチクラブ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ヒカリと珠子が作ったコウテイペンギンの親子の砂像の絵は描いてなかったけど、勝手にコウテイペンギンの砂像を想像できた。
    きっと2人の砂像と葉真の砂像は、その中にある想いは、全く違うけれど砂像が大好きという気持ちは、どれも一緒だと思う。
    また、最後葉真が勝ったのに、自分のキメラをすぐに壊してしまったのは、シラべさんに言われた一言で自分は、努力不足だったことに気がつけたからだと思う。
    ※一言は、読んで見ないと分からないよ

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

     自分たちの将来に希望も迷いも不安もいっぱいの小学6年生たちの、勉強と友情と砂像作りの夏の物語でした。

     主人公は中学受験を目指して二つの塾に掛け持ちで通う小学生。ある時、友達の友達の同級生という、主人公からはあまり関わりのあるようには思えない女の子と一緒に『黄金のシャベル』を奪還する勝負に巻き込まれてしまう。勝負の方法は、砂像対決。砂場で作った砂山に、様々な道具で彫刻を施して作品にするというもの。今まで知りもしなかった砂像の世界に、主人公もどんどん夢中になっていく。中学受験をするのかしないのか、将来どんな風になりたいのか、感性の細やかな子どもたちの心は固めては流れる砂のようで、柔らかく、力強く、眩しく輝いている。そんな爽やかな一冊です。

     何を意識して選んだ本でもなかったのですが、読み始めてすぐの印象は、主人公の状況や話の雰囲気から以前読んだ『中学受験を目指す小学生の青春』のようなものを描く作品なのかな、という感じでした。
     けれど、読み終わった印象は初めとは随分と異なるものです。
     自分に向き合うこと、自分が世界とどんな接点を持っているのか探ること、何かに夢中になること、自分の将来に希望を持つこと。そんな、キラキラとした可能性を持った子どもたちが眩しくて仕方ありませんでした。
     小学生の、まだまだ世界の狭い子どもと思ってしまいがちな年齢で受け止める『世界』が、どれほど大きな影響をもっているものなのかを感じた心地です。大人たちが「ああ、またか」とテレビのニュースで聞き流してしまうようなものにも敏感に反応していたり、受験のことも将来のことも、分からないなりに一生懸命自分で考えていたり、友達のことで傷ついたり、逆に力になっていたり、今まで知らなかった世界に目の前が開けていったり。本当に、豊かな世界を見せてもらいました。

     改めて表紙の装画を見て、なるほどと感心もしました。
     主人公に砂像作りを教えてくれた女の子と主人公の、お互いのニックネームをとって「ハム」と「タマゴ」から『サンドイッチ』。その『サンド』は『砂』ともかけられていて、表紙の装画の背景は砂の上に乗っているような質感になっています。
     読み終わってから改めて装画を見ると、表紙から伝えたいものが伝わるような作品は大好きです。

     新しく何かに挑戦する勇気を、もうずっと持てていない気がします。だからこそ、『挑戦する練習』をするために受験をしようと決心できる彼女たちは強いなと感動します。
     今一度、世界に向けたアンテナの感度を上げて、私も将来のことを考えられる人になりたいと思わせられるお話でした。

    0
    2024年08月26日

    Posted by ブクログ

    登場人物の子どもたちと世界との距離感が好き。
    ともすれば遠くなりがちや外国や地球と自分たちが関係していることに気づいていく。
    子どもたちの繊細な悩みをばかにすることなく描き、それでも最後は前を向く、未来への姿勢は読者へのエールにも思える。児童文学の向日性。
    ストーリーも意外性があっておもしろくて読みやすいし、課題図書だったのも納得…
    砂像アーティスト、初めて知りました。よかった。

    0
    2023年04月02日

    Posted by ブクログ

    最後に受験を辞めたいと言ったが、またやりたいと言い
    砂像対決に負けてしまったけど、すごく上手くなって努力したら何にだってなれるんだと思いました。

    0
    2021年11月15日

    Posted by ブクログ

    優秀な羽村ヒカルとサンドイッチクラブを組んだのは、主人公 珠子。
    ライバルの葉真に勝つため、一緒に砂像をつくることになった…。

    喧嘩もあり、学びもたくさんあったサンドイッチクラブ。
    3つの約束をつくり、仲良く砂像をつくる2人の姿が思い浮かびました。
    すごく素敵だと思うし、みんなを魅了させる砂像をつくってほしいです。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    当時小学生だった娘に薦められて読んだ本ですが、とても良かったです。
    中学受験など次の「現実」と対峙せざるを得ない小学6年生たちがリアルに想像でき、正に本の中で動き出すくらい瑞々しい物語でした。
    話自体はとても単純というか素直ですが、その中に様々な要素が非常にうまく盛り込まれていて感嘆しました。
    小学校高学年のお子さんには是非読んでもらいたい一冊です。

    0
    2022年08月13日

    Posted by ブクログ

    タイトルから、食べ物に関係する本かと思いきや
    そっちの意味のサンドだったとは。
    主人公と仲良くなる天才肌の女の子のナイーブな面が
    細やかに表現されている。
    オトナが読んでも楽しい。

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

    貧困問題や、戦争のこと、難民のこと、将来の漠然とした不安感。
    子供たちの視線を通して沢山のことを考えさせていただける本やった。
    さすが推薦図書。
    子供だけでなく、大人たちも読まないとあかん本っていっぱいあるんやなぁと最近めっちゃ思う。
    砂像をこの目で見てみたい。
    砂からおしゃぶり…ものすごい衝撃やった。

    0
    2021年09月25日

    Posted by ブクログ

    やりたいこと、なりたい自分が見えてこない珠子。親に勧められるがまま塾に通い、勉強をしている。そんな描写と同様に、自分の意思ではなく、言われた通りの道を歩んでいく子はたくさんいると思う。それも人生の歩み方の一つだとは思うが、珠子のように砂像づくりを通して、自分が夢中になれる何かと出会えて欲しい。
    ヒカル、葉真も、生き方に葛藤しながら進んでいる姿に共感する子も多いと思う。

    サンドイッチクラブという設定も、思春期の子のもやもやした部分の描写も、すごく読みやすかった。

    0
    2021年08月16日

    Posted by ブクログ

    砂像作りに打ち込む、小学校最後の夏休み。
    羽村のハムちゃんタマゴの珠子でサンドイッチ、おまじないはポンデケージョ!小学生らしい発想が微笑ましいです。
    初めの塾の場面では、あんな変な子とつるむなんて…みたいな描写が続くんじゃないかなと思いましたが、そんなこともなくて爽やかでした。

    雪原学園の先生が、学校や教師は「種屋」だと表現していたのがいいなと思いました。自分もそういうつもりで日々、子供たちに接していきたいと思います。

    ただ、個人的にはミサイルや戦争の話はちょっと無理やり入れられている感もありました。毎年そんな感じなので、高学年の課題図書には社会問題的なテーマを入れるという暗黙のルールでもあるのだろうかと思ってしまいます。

    0
    2021年06月05日

サンドイッチクラブ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • タイトル
    :
    サンドイッチクラブ
  • タイトルID
    :
    924355
  • ページ数
    :
    238ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年03月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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