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第二次大戦時、日本にいた敵国人(連合国の人びと)は、不自由な抑留生活を強いられました。敵国人といっても、日本人とのハーフやクォーターの人が多く、戦争がはじまる前は当たり前のように日本のなかで生活していました。日本に骨を埋めるつもりで残り、運命に翻弄された人びとに光をあてた作品です。3.11後、迷走する日本で、これから長い道のりをいく子どもたちに、生きる肯定感と希望を届けたいと考えます。
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Posted by ブクログ
被災地以外の3.11のあとのことが書かれているので、 子どもたちに手渡すにはケアが必要かもしれない。 と思うが、意外と受け入れるのかなぁ。
記憶から未来へ 戻りたくても戻れない。 深い考えなく行ってしまった言葉が、行動が、誰かの心をえぐっているかもしれない。 そう考えると自分の口から発せられる言葉が恐ろしくなってくる。 特に私は、口でよく失敗をしている。 三歩あるけば忘れてしまうなんて! でも、だから人の痛みに敏感になろうと思える。...続きを読む まだまだ、それは遠いけれど。 おばあちゃんにはハンナという親友がいた。 茶色い目の「外国人」。 二人は親友だった。 しかし戦争はそんな二人を引き裂いてしまう。 ハンナにとって日本は故郷。 生まれ育った街だ。 それを奪われてしまった悲しみが伝わってくる。 現在を生きるハンナの言葉は出てこない。 登場するのはI may forgive youという言葉だけ。 それが何を意味するのか。 そこには長きにわたる悲しみと、希望があった。 物語の背景に「3・11」がある。 人が起こしてしまった最大の悲劇。 政治が、原発が、二元論に陥りがちな背景を善悪のみで直接語らないところは評価できる。 ただ、個人的な希望としては、ハンナとシズが会えるところまでを描ききってほしかった。 そして、「とりあつかい説明書」はあえて強い言葉を使っており、著者自身の厳しい指摘だと感じた。 中学生らしい表現を描いているが、若い読者にはどれだけ伝わるだろう? 記憶は生き続ける。 嫌な記憶ほど、ある時突然フラッシュバックする。 それを残すべきなのだろうか? 本作品内での指摘もあったが、「記憶」を持つヒトとして、考えさせられる。
2011年3月11日と、戦争の時の話があって、しかも舞台が横浜の方だったので、知ってる土地ばかりでした。主人公のハナコはハンナというおばあちゃんの元親友から届いた手紙に書かれた言葉が気になり、おばあちゃんの過去を掘り下げる物語。 前半は少し読みにくかったですが、後半から急に話が進んで面白かったです。
うーん…。 あの3月のことをフィクションの中に落とし込んで書いたものを、楽しむには、まだお互い早いんじゃないかと思った。 書きたいことがあるのは分かるけど、生々しいのにフィクションなのに生々しいのに、って重心がぶれて苛々する。自分にはまだ平静に読めない。ノンフィクションか、いっそ振り切ってくれた作品...続きを読むなら読めるんだけど。半端に、東北以外の人々の現実がちらついて集中できなかった。 この要素が気にならない人なら楽しめるのでは。祖母の女学生時代の交換日記と謎を解く云々はよかったので。
題名と表紙が気になって手に取った本 最初から最後まで止まらず読みきれました。 この本に書いているようなことが実際に起こっていたかもしれないと思うとゾッとします。 さらさら読めて面白かったです。 記憶に残ったシーンは、戦争が終わりハンナの家族がしずこの家族の元へ荷物を取りに行った時のシーンです。同...続きを読むじ日本にいたけどやっぱり勝者と敗者なのかなと感じました。「早く国に帰れば良かったのに」と言われてハンナはきっとすごくショックを受けたと思いますが、しずこがそう言ってしまう気持ちも分かる気がします。 個人的にはしずことハンナが再開するところも読みたかったです。
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