【感想・ネタバレ】野心のすすめのレビュー

あらすじ

「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、なぜ強い野心を持つ人間になったのか。全敗した就職試験、どん底時代を経ての鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、"低め安定"の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

将来を具体的に思い描く想像力。私自身も、娘たちにも養ってもらいたい。野心。自分を高めたいという希望。あるよ、ある。
前に職場から逃げるように転職して本当によかった。
あれも、「新規まき直し」「人生のリセット」だろう。

以下はお気に入りの文引用です。
「ちょっとでもいいから、身の程よりも上を目指してみる。そうして初めて選択肢が増え、人生が上に広がっていくんです。」
「シビアに将来の自分の姿を見据えながらも、同時に自分を信じて、幸福な自分の未来を想像してほしい。」
「人生のリセットは何度でもできるんです。でも、自分でないとできない。」
「自分を信じるということは、他人が自分を褒めてくれた言葉を信じるということでもある」
「嫌なことを引きずらない能力は、絶対に運も強くすると思います。今日は今日の楽しみを見つけるのが得意な人が、運の強い人。」
「『貧国は恥にあらず』というのは、すべての人間が口にしながら、誰ひとり心では納得していないことわざである」byドイツのコッツェブー

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2025年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

野心を持つことの重要性を教えてくれる本。

日本で住んでいる人なら仕事を辞めたとしても、どうにか生きてはいけるだろうと思っている人が大多数なのではないか。
そういった環境であるが故に、野心を持つ人が減っている。

野心を持って挑戦することで、よりハードルの高い野心が生まれる良いスパイラルが生まれるのではないか。
そして、そのスパイラルが自分の人生に後悔がない生き方なのではないか。

少し古い時代に書かれた本であるため、若い人には刺さる部分とよくわからない部分はあると思うが、ぜひおすすめしたい一冊。

高松先生、教えてくれてありがとう。

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2025年07月30日

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