【感想・ネタバレ】昭和の戦争 日記で読む戦前日本のレビュー

あらすじ

戦争の本質は日記の細部に宿る!田中義一首相への天皇の不信感、日米開戦時の組織利益対立、大東亜共栄圏構想を冷笑する帝大生、井伏鱒二や高見順のアジアへの思い、古川ロッパの戦時下の食卓、8月15日の反乱軍の皇居乱入……。張作霖爆殺事件から敗戦まで、七つの「分岐点」での指導者の「選択」に迫る!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

永井荷風が井伏鱒二を嫌っていたことをどこかで読んだ気がするのですが、それは、荷風が井伏の『昭南日記』を読んでいて、日本軍のシンガポール空襲から避難するときにある現地人が身の回りの金品を寺院の僧侶に預け、にもかかわらず僧侶が持ち逃げしたことに対して井伏が「何の応援をしてやろうというつもりもない」という日記の記述に、永井が失望したのかと想像してみました。

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2016年07月09日

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