【感想・ネタバレ】半減期を祝ってのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年06月03日

文章は読みやすいし、テイストも嫌いじゃない。絶筆だと言う表題作は、「ASD」の件をもう少し抑えめにした方が良いような気がするが、その余裕はもうなかったのだろうか。

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Posted by ブクログ 2016年10月27日

半減期?と最初すぐにピンとこなかった。それだけもうすでに忘れ去られてきて、原発事故などまるでなかったことのように風化してる。原発事故から30年後の物語はそうは、ならないことの祈りのようにも感じた。まだ何も解明されてない放射能の影響が、差別という形で現れないで欲しいという著書の願い

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Posted by ブクログ 2021年07月09日

津島祐子を読むのは初めて。
短い文を連ねる文体と独特の読点の打ち方で、そこはかとなく叙情的な雰囲気を醸す文章だなという印象。
ちなみに、そうした文章の特徴は太宰の作品にも通じるところがあるような…?と思ったのは私の色眼鏡かしら。
しかし、穏やかな叙情的な文章を書く人なのかと思いきや、社会風刺のような...続きを読む表題の短編で締め括られたのにや驚いた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月17日

ニューヨークを語る元妻のトヨ子の生前の話を
ファミレスで息子の薫とする男。

学生の曾祖母が乗ったというオートバイから、
景子が昔付き合っていた妻子持ちの男も、伯父もオートバイに乗っていたと思い出す記憶。

トウホクで起きた災害と事故から30年経って
すっかり変わり果てたニホン。

著者がちょうどだ...続きを読むいたい1年前に亡くなっているとは。
トヨ子の話は読みやすかった。
半減期はちょっと暗くて、気が、滅入る。

戦争が終わって、もう何も起こらないとは
限らないわけね。

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Posted by ブクログ 2016年06月22日

短い短編集、3つ。
標題の作品が、印象的。セシウムの半減期の近未来小説。
ああ、そういう事を考えたのか。怖くなる。

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