あらすじ
推理作家の大御所小宮山泰三(こみやまたいぞう)の二階建てアパート幸福荘に住むことは、作家志望者の憧れ。だが住人ときたら、あやしげな者ばかり。美貌の人気少女小説家南野はるかをめぐり、男たちは天井裏を舞台に騒動を繰り広げ、あげくは密室殺人まで……どこまでが現実でどこからが虚構なのか? 極上の叙述ミステリー。
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Posted by ブクログ
折原一三さんの作品を初めて読んだ。
作家および作家を目指す者が集まる二階建てアパート幸福荘。
南野はるかを巡る男たちの悲劇の物語、という前半からの後半どんでん返しの連続でやられた〜という感覚。
小説の中に小説が出てくるので、登場人物が作中の小説家の生み出したフィクションだったり、発言も虚構であったり、何が本当かわからなくなってくる。
アパートの住人の秘密、天井裏の散歩者の秘密が明かされた時はすっきりした。
頭の中がこんがらがりつつも、サクサク読み進められ千鳥足でもなんとか前に進みたくなる感覚が癖になった。