【感想・ネタバレ】ロック母のレビュー

あらすじ

作家としての苦悩のはじまりに"しょぼんとたたずむ"忘れ難い作品、「ゆうべの神様」。シングルマザーになる覚悟で離島の実家に帰った私を待っていたのは、恐ろしいほど変わらない風景と"壊れた"母親だった。――川端康成賞受賞作、「ロック母」など、15年にわたる作家活動をあまさずとらえた傑作作品集。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

何だかざらついたと言うか暴力的な雰囲気の短編集。特に幸福な人はいないんだけど、嫌な気分になることもなく一気に読ませる

0
2018年04月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 作家活動15年にわたる作品から傑作短編集。なかでも『爆竹夜』に印象深い箇所がある。「中国上海で旧正月を祝う爆竹が鳴る夜、旅人の彼は女のふりを装い、女便所で女のケツを思う存分見ることを思いつく・・・」この様な変態行為を女性の著者がイメージし得たことに驚きを覚える。他6篇もそれぞれに著者らしくて好きだ

0
2015年02月15日

「小説」ランキング