【感想・ネタバレ】幸福な食卓のレビュー

あらすじ

佐和子の家族はちょっとヘン。父を辞めると宣言した父、家出中なのに料理を届けに来る母、元天才児の兄。そして佐和子には、心の中で次第にその存在が大きくなるボーイフレンド大浦君がいて……。それぞれ切なさを抱えながら、つながり合い再生していく家族の姿を温かく描く。吉川英治文学新人賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

瀬尾まいこさんはちょっと変わった日常ながらも主人公の前向きさ故ポップな日常コメディのような作品が多く、最後の展開は油断していました。
中盤までは外から見ると家庭崩壊している佐和子の家庭のあり方について描かれています。
天才少年だった兄や父を辞めると言う父とのやり取りは面白く、それぞれの苦悩があるのだと分かります。それでも愛されて佐和子がここにいる事実は変わらないのがひしひしと伝わってくるのです。
最後の展開はぶっちゃけ無くてもいいじゃないか、と思ってしまうのですが、家族の存在について伝える為に必要だったのかもしれません。

0
2025年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の展開が意外で、切なさでいっぱいになった。
このまま大浦君と幸せになるものだと信じながら読んでいたので、人生の難しさを感じた。一見崩壊している家族に見えるが、実際にはそれぞれがそれぞれに対して愛があって、形態よりも気持ちがある方が温かい家族に思えた。

0
2025年10月25日

ネタバレ 購入済み

綺麗

綺麗なお話だ。
しかしどうして死んでしまうのか。
人々はお話の中に悲劇を求めているのか。
これは大浦君が盛大に仕掛けたドッキリなんじゃないかと期待してしまった。
佐和子が立ち直りかけていることが,せめてもの救い。
誰かや何かをなくしてしまうお話は辛い。

普通じゃないけど,幸せそうな家族のあり方。

0
2021年02月08日

ネタバレ 購入済み

慣れる事は無いけれど

人は大切なものを奪われたり不幸には慣れる事は無いけれど、それでも人は生き物の命を奪い食べて命を繋いで生きて行くしかないので幸福
と思える日々、大切な人と囲める食卓があるのはとても大事な事だと再確認させられた一冊でした。

0
2020年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっとどこかしら闇を抱えた家族の物語ですが、どことなく素朴な温かさも感じられます。家族の物語ではあるものの、個人としての父、母、兄、佐和子に焦点が当たっており、家族といえども1人1人が強調されている気がしました。佐和子と大浦君の関係性が可愛くてほっこりしていたので、大浦君の突然の死にはショックを受けたのですが、大浦君のために編んだマフラーを大浦君の弟が使ってくれるシーンに救われました。

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2025年12月21日

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