【感想・ネタバレ】大正箱娘 怪人カシオペイヤのレビュー

あらすじ

時は大正。巷に流行る新薬あり。万病に効くとされるその薬の名は――「箱薬」。新米新聞記者の英田紺は、箱娘と呼ばれる少女・うららと調査に乗り出す。一方、病に冒された伯爵の館には怪人・カシオペイヤから予告状が届く! 館では陰惨な殺人事件も発生し、現場に居合わせた紺は、禁秘の箱を開き「秘密」を暴く怪人の正体を知ることに。怪人が狙う帝京に隠された謎とは!?

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Posted by ブクログ

開けぬ箱も閉じれぬ箱もないと言う少女。秘密を暴く怪人。
実に外連味に溢れて楽しい。そこに社会からはみ出た者たち、つまはじきにされた者たちの想いを絡ませる。怪人と物語世界の謎がちらりと見えたところでおしまい。
さて続きはいつ出るか。

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2024年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

怪人カシオペイヤに絡んだ事件が3編の構成。結局「怪人カシオペイヤ」はある特定の個人ではなく、日本を変えようとする組織なのかもしれないと本文を見て思った。そして、その権力を握る「帝京」の存在とその中を自由に行き来することが出来る「箱娘」うららとは何者なのか?。読むたびに謎は深まるばかり。ともかく、続きが出ることがあれば、読みたいと思う。感想はこんなところです。

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2017年09月15日

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