あらすじ
幕末伝説の剣士・伊庭八郎の活躍を描く一代記。舞台は慶応4年1月3日…いよいよ戊辰戦争の始めとなる鳥羽・伏見の戦いに…!八郎たち遊撃隊士は2日に大阪城を出て淀川を上り、3日早朝に伏見入りをし、戦闘開始と同時に前線で戦っていたが!?
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Posted by ブクログ
将軍に限らず忠誠心なんてものは絶えて久しい日本において、ここまで斬り込んでリアルに描く気迫と言うか、執念と言うか、情熱はどこから湧くのであろう。武士として戦うのはこういう感じだろうという戦闘シーンに加えて、武士として生きてた人の当時の心境はこうだっただろうなとなんの違和感も無いし、変な陶酔とか耽美な感じも無い。ただ凄まじい。
義を個人に捧げちゃうのは危険な行為なのに、昔っから好きよな。
そう育てられたら他に価値観も無いのに、逃げられたとなっては堪らないよな。
どう折り合うんだろう伊庭の旦那。