【感想・ネタバレ】猫弁と魔女裁判のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年09月23日

やっとお母さんが見つかったと思ったらまさかのスパイ…
法廷での最後の2人のやり取りは良かったです。
結婚式は延期になってしまったけど、亜子ちゃんのお父さん素敵ですね。

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Posted by ブクログ 2021年11月06日

五作の中で一番「お話」でした。
瞳の色まで変わった母と法廷で対峙、母の命を救うためには有罪判決を勝ち取らねばならない。最後に直接言葉を掛け合う二人。見つめ合い、そして別れる。
百瀬さんと大福さん、一緒に暮らされるらしいですが、二人の夜が全く想像つかない。布団並べて手をつないで寝るだけなんじゃない?!...続きを読む
まことさんも結婚しちゃって、銀魂で言うところのファイナルファンタジー発動ですよ。赤井くんだって一歩手前まで来ちゃってますよ。
みなさんお幸せに。

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Posted by ブクログ 2015年11月25日

最終巻が文庫化されていたを店頭で知り、慌てて買ってきましたよ。

やっぱり私は親目線で見てしまうので、今回は大福さんのお父さんに泣かされました。

猫弁は相変わらずで、向かない人にはとことん向かないタイプだとは思いますが、大福さんという素敵なパートナーがみつかってよかったな。

そして最初からずーっ...続きを読むと気になっていた猫弁のお母さん問題。
やっと解決しましたが、そのお母さんが青い瞳にした理由って、何かありましたっけ……?
別に瞳の色まで変える必要はなかったんじゃないの? な~んて、そこだけちょっとひっかかってしまいました。

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Posted by ブクログ 2016年02月20日

 猫弁シリーズ第5弾にして,シリーズ完結編。前作から,やや緊張感がある展開になっていたが,ますます緊張感が高まっている。話の核となる部分は,アメリカ人のスパイ,シュガー・ベネットの裁判。強制起訴されたシュガー・ベネットの裁判で,百瀬が指定弁護士を務めることになる。シュガー・ベネットの弁護人は,前作で...続きを読む,百瀬太郎の弟と称していた赤毛の男,ユリ・ボーン。
 サブとなるエピソードは,これまで以上に小粒。1作目と4作目で出てきた赤井が,百瀬の事務所の手伝いとして,「生まれかわり」と称して猫を譲る行為をしていた青木その子という女性について調べるエピソードと,大福の結婚に向けた準備についてのエピソードが混じるくらい。
 今作は,百瀬太郎の内面の描写を減らし,猫のテヌーから見た描写も加えられている。1作目の段階で,最後に,母親が被告人の裁判で指定弁護士をさせるという構成を考えていたのであれば,シュガー・ベネットが,百瀬太郎の母親だったという真相で読者を驚かすような構成も可能だったと思われるが,そのような構成にするのではなく,真相は見え見えにした上で,最後の最後で,被告人質問という形で百瀬太郎と母親の会話をさせるという形にまとめている。百瀬太郎は,母親が,AMIという諜報組織を抜けるために,懲役3年の刑を受けさせるという方法を選択したという発想は非常に面白いのに,ミステリとして仕上げるのではなく,感動モノの小説として仕上げている。ここは好みの問題だろうけど,個人的には,ミステリとして仕上げてもらった方が好きである。
 ラストで,百瀬太郎の母親が出所してくるまで結婚式を延期しようといった大福亜子の父と大福亜子の判断や,最後の会話など,じんわりくるエピソードで終わっている,「いい話」であり,たまにはこういう話もいいんだけど,このプロットであれば,あえてハッピーエンドにせず,ミステリ的な見せ方を工夫して仕上げてあれば傑作になったと思う。惜しい作品。★3か★4か微妙だけど…★3かな。

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