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おもしろい
おもしろかった。ひきこもりの兄がリア充の妹と現実世界との壁をがんばって超えていくお話です。萌系とかではなく現実的な話で、兄も気持ちも妹の気持ちもわかるし、これからどうなっていくのか楽しみ。
Posted by ブクログ
『喰う寝るふたり住むふたり』が完結した日暮さんの新連載。
主人公の志乃がかわいい!
根がすごく良い子なんだろうな~~~って読みながら思っていた。戸惑いつつも脱・ひきこもりの一歩を踏み出した兄を受けいれ始めたけれど、なんて不穏な最後のコマ!!
俄然続きが楽しみだなぁ。
Posted by ブクログ
引きこもりの兄がいながらひとりっ子と偽って高校生活を続けていた志乃だが、突然兄が外に出ると言い出す。
とりあえずあたしの青春ピンチ!という始まりの1巻。
兄のこと毛嫌いしてるけど、兄は兄で変わろうと努力していて…。
うさぎのりんごとかちょっとうるっとくる。
これから兄がどう変わるか
そして志乃自身も変わるのか。
楽しみ!
1巻意外に面白かった◎
再び家族として
いわゆる引きこもり、あまり他人事ではないような。お兄さん、ウェックスラー成人知能検査を受けたら、あるいは発達障害的な症状も判明するのかも知れません。
主人公の妹さんは世間体を気にしないわけにはいかない境遇に追い込まれていたのでしょう。河合隼雄氏の言われていた、場の論理と個の論理、といった相剋も連想します。
日本に、真の意味での個人主義とかってなかなかないですしね。
このまま順調に社会復帰できれば良いのですが、どうなりますか。
匿名
妹と兄
主人公の田処志乃は恋に友情に学校にバイトに忙しい今どきの高校二年生の女の子。
一年生として入学すると同時に引っ越してきた彼女は周りに馴染んでいる充実した人生を送っていた。
しかし周りにひた隠しにしていることがある。
それは引きこもりの兄の存在だった。
学校生活に失敗して不良たちとつるんだ挙句引きこもりになって何年も経ってしまった兄と仲が悪くなってしまい別居した両親、そして引きこもりの妹として後ろ指を差される居心地の悪い地元生活に辟易していた志乃という淀んだ家族関係は、父親の脱サラと新事業開始とともに兄を新居に移すという話になってきた。
地元を離れて一からやり直したい志乃はついて行くのを希望するが父親が条件として提示したのは兄のための新居なのだから父親と二人で家事分担を厳守することだった。
早くこんな状態の家から抜け出すためにバイト代をためながら家事をする志乃。
そんなある日、兄が脱引きこもりに向けて一歩を踏み出すと言い……。
状況が少しずつ打開していく展開の一巻だったけどラストでそうもいかない雰囲気だったのが次が気になる。
共感すべき作品
現代社会において、大きなテーマである引きこもり
その抜本的な解決策が見出されない中、解決が急展開におとづれる
我々社会にいる大人たちはどう向き合えばこのように解決に導けるのだろうか
いや、解決というスタンスがそもそもよくなく、
それを考えるが故の当事者たちの孤立を招いていることが
この作品から語りかけてくる
学園ラブコメのトッピング
引きこもりものの兄を持つ妹 という重たい設定に、学園ラブコメもののトッピングをかけたような作品。その効果で話が重苦しく深刻になるのを免れている。
ウサギリンゴのように、ところどころ ホロっとさせるトピックスを交えているところも良い。
絵柄はまあまあ。