【感想・ネタバレ】さようなら、ギャングたちのレビュー

あらすじ

詩人の「わたし」と恋人の「S・B(ソング・ブック)」と猫の「ヘンリー4世」が営む超現実的な愛の生活を独創的な文体で描く。発表時、吉本隆明が「現在までのところポップ文学の最高の作品だと思う。村上春樹があり糸井重里があり、村上龍があり、それ以前には筒井康隆があり栗本薫がありというような優れた達成が無意識に踏まえられてはじめて出てきたものだ」と絶賛した高橋源一郎のデビュー作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

流れゆく、誌のような文体。
でも、ちゃんとストーリーは有るんです。

不可解な点は多いです。
世界観は非常に独特で、
そもそも、物語の舞台がどこの国なのかもわからない。

今読んでも、斬新すぎる。
突きつけられる、余りあるイメージ。その鮮やかさに、ただただ感服するばかりです。

0
2014年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

詩人志望の男「さようなら、ギャングたち」と、「中島みゆきソング・ブック」と名付けられた女の、愛の物語。
哀しくて狂ってる名作です。
最初の数ページを読んで無理な人は無理かも。

0
2012年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者のデビュー作らしい。30歳ごろに書かれたということになる。
著者の経てきた経験、見てきたものについて全く何も知らずに読んだので、何を書いているのか、理解を深められていない部分も多々あって、開設でいろいろ知ることもあった。

所感としては言葉の世界、秩序ある世界が、一度バラバラになってそれを作り上げているみたいな場面場面であった。
何かを話そうとしていて相手は何を話そうとしているのか、想像する力、聴く姿勢、みたいなものを求められているようにも思った。
また読もうと思う。

0
2020年04月04日

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