あらすじ
詩人の「わたし」と恋人の「S・B(ソング・ブック)」と猫の「ヘンリー4世」が営む超現実的な愛の生活を独創的な文体で描く。発表時、吉本隆明が「現在までのところポップ文学の最高の作品だと思う。村上春樹があり糸井重里があり、村上龍があり、それ以前には筒井康隆があり栗本薫がありというような優れた達成が無意識に踏まえられてはじめて出てきたものだ」と絶賛した高橋源一郎のデビュー作。
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Posted by ブクログ
流れゆく、誌のような文体。
でも、ちゃんとストーリーは有るんです。
不可解な点は多いです。
世界観は非常に独特で、
そもそも、物語の舞台がどこの国なのかもわからない。
今読んでも、斬新すぎる。
突きつけられる、余りあるイメージ。その鮮やかさに、ただただ感服するばかりです。
Posted by ブクログ
詩人志望の男「さようなら、ギャングたち」と、「中島みゆきソング・ブック」と名付けられた女の、愛の物語。
哀しくて狂ってる名作です。
最初の数ページを読んで無理な人は無理かも。