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Posted by ブクログ
「電車は人が動かしている」
電車通学じゃないから電車に乗ることも少ないけれど、生活する上で欠かせないもので、それを機能させているのは、私と同じような人達なんだなってことを、ちゃんと考えたことがなかったな、と思った。
人身事故のシーンが衝撃的だった。
Posted by ブクログ
栞ひもがついてなかったので。
もらった栞大活躍で。
それで、想い出の本にも。
思いがけないところで泣いてしまった。
奇跡…
ニックネームについていけなかった。
作者
かえるこさんなんだぁ。
Posted by ブクログ
東京駅の駅員になった女性が、駅員になりたい夢を持ちながら亡くなった弟の気持ちを理解しようと、日々様々な業務トラブルに見舞われながらも、1年前に自分を助けてくれた5人を探し出し、日々成長していく話。
探していた5人が、普通というよりむしろ心の闇や複雑な事情を抱えている人たちだったのが意外だった。それが、弟の死や、仕事・駅に対する複雑な想いを自分なりに乗り越えていくきっかけになっているのだろうけど、あまりに個性とエピソードがインパクトありすぎて、ちょっと再会できた後の充足感・爽快感が削がれてしまった。先輩駅員や同期、上司も個性が強い。実際にこんな駅員ばかりだったら職場環境、大変だろうなと勝手に想像した。
ただ、日本の電車が世界一正確で安全だと評価されるのは、鉄道技術だけではなく、駅員の皆さんの地道な努力あってだと実感。駅員も職業の一つといえばそれまでだけど、人身事故の後処理をする駅員の気持ちを察すると、電車が遅れる、なんて安易に鉄道会社に怒りの矛先を向けるのは間違っているなと思う。駅員や乗務員という仕事に少し関心を持つきっかけになった1冊だった。