あらすじ
頭の中に響いてくる、見知らぬ男の声に耳を貸した時、私の心臓は「彼」の発作と繋がれた!! 平凡な女性会社員・久我真咲(くが・まさき)は、夜ごとの幻聴が、実在する老人・武藤勘二(むとう・かんじ)の思考であると知る。同時に2人の心臓は不可解な同調(シンクロ)を始めるが、危険なことに武藤は、心臓病患者であった――――!! ある晩、ふとしたきっかけで真咲の同僚・立花(たちばな)に"ある疑惑"を抱いた武藤老人は、真咲に「ある計画」を持ちかけるが……!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ハードボイルドなサスペンス漫画。
設定は突拍子もないのだけど、
そこから展開するストーリーに
あっという間に心を持って行かれた。
ドラマ・映画になりそうな作品だと思う。
とにかくストーリーのスピード感と
ジジイとそして半裸の女性と
時折見せる脇役たちの
気の抜けた掛け合いが魅力。
Posted by ブクログ
そのままドラマ化映画化できる出来の本格サスペンス
ジジイと若い女がテレパシーで繋がっちゃうってのが妙にくすぐられる設定。これが若い男と女だったら面白さが半減してた
サスペンスタッチでどきどき
単なる憑依もの入れ替わりものではなく、意識と心臓が連動してしまうというストーリー設定がとても秀逸である。徐々に真相が明らかになってくるというストーリー展開もなかなか良い。サスペンスタッチでどきどきさせられる。ただ絵柄が必要以上にグロテスクな気がする。読んでいてやや嫌悪感が湧く。
Posted by ブクログ
ドラマ化とかにいいかも。1巻の段階から、読者をひっぱる謎と、果たしてどうなるかというスリルとをうまく提供できている。
タイトルは、主人公が別に心臓が悪いわけでもないのに心臓発作のような症状になる・・・・のは、見知らぬオッサンの心臓発作に誘発されているところから。うまいタイトルだと思う。誘発されてるだけじゃなくて、その発作の間だけ会話ができる。と、そのうえで物語が始まる。主人公がオッサンの発作に誘発されるようになってから、「殺人現場」の幻視をするようになったのだ。これはオッサンに関係ありか?そして殺人犯は自分の知ってるあの人?まさか?!・・・・というサスペンス。スリルとサスペンスで、ほら、ちょうどドラマ化にいい(笑)