【感想・ネタバレ】恋と嘘(9)のレビュー

満16歳以上の国民は自由な恋愛をすることが禁じられ、国が個人の遺伝子情報に基づいて結婚相手を決めるという世界で物語が進みます。主人公の高校生・根島由佳吏(通称ネジ)は、小学生の頃からずっと同級生の高崎美咲に恋をしています。そんなネジのもとに届いた政府通知(結婚相手を知らせる書類)の相手は真田莉々奈という、同世代の全く知らない女性でした。ネジ・美咲・莉々奈の複雑な恋愛模様がこうして始まります。

ネジや美咲、莉々奈の純粋な好きという感情に、とてもドキドキします。打算なしに人のことを好きになったのはいつ以来だろう…そんなことを考えながら読みました。この作品は12巻(最終巻)が2種類あります。つまり結末が2通り存在するということです。2通りの結末にどうつながっていくのか、登場人物それぞれの本音と嘘から目が離せません。

一味違った恋愛マンガを読みたい人、ドキドキしたい人はぜひ読んでみて下さい。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

仁坂回
自分がゲイと気づいてからネジを好きになるまで
みんな政府通知をもらって自分の前から消えるなら好きになりたくない…という気持ちとは裏腹に惹かれてしまうのが切ない

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2022年05月14日

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