あらすじ
【この作品は同タイトルの単行本版です】「アレに触れてはいけないよ」運命のΩは、神への生贄だった――。王子として大切に育てられている幼い狼獣人・バルド(α)は、奴隷商人から買い取られた真っ白な髪と肌に真っ赤な瞳を持つアルビノの半獣人・マヤ(Ω)を見て、一瞬で心を奪われてしまう。だが敬愛する父王に忠告され、再び会うことも叶わないまま数年がたったある夜。青年になったバルドが、偶然発見したボロ小屋を開けようとすると、中から甘い香りが…!?そこには成長して美しくなったマヤが幽閉されていた。国の期待を背負ったαと死ぬ為に育てられた奴隷Ωの、禁断の恋が今始まる――…!!
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匿名
♪
獣人もの好きです。
発売年を見返しまして、獣人もので、ここまで綺麗な毛並み、そして発情時の猛々しい口元を描ける技量の絵師様は、当時は少なかったのではないかと存じます。物語がご都合目一杯だとしても楽しめました。
切ない
マヤが純粋すぎて切なかった。自分が犠牲になっても好きな人の役にたててうれしいってすごい。最後はこのまま心中しちゃうんじゃないかという感じでした。
展開が早い
結構なスピードでストーリーが進んでいきます。最後は2人で逃げ出して終わるので、微妙にモヤモヤしました。せめて2人の幸せな暮らしを見たかったです。
ここで終わりかな?
予想よりページが少なかった。これで終わりかな?と思った。
オメガバース設定に獣人とアルビノもとなれば149Pで期待しすぎてしまったのかも。作者も後書きでページ数欲しいって、ねだってたと書いてましたね。
最後は新米王様αと、アルビノΩが恋に落ち逃亡した所で終わり。
市井に疎いαと、ろくに言葉も話せないアルビノのΩが逃げてどうなるんだろう。王が国を捨てるとかも誰かに譲るような描写があればなぁ。
おまけで1Pでも数年後に二人が幸せに暮らしてる絵を描いて欲しかった。