あらすじ
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スライド設定、フォント、キーメッセージ、グラフ、図解、フローチャート、画像、アニメーション…。これらをどう組み合わせれば“パワースライド”が生まれるのか?見て真似るだけで、あなたのスライドが劇的に変わる実例スライド300枚。はじめてのプレゼン資料デザイン図鑑!
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Posted by ブクログ
【要点】
○ロジック展開は「課題→原因→解決策→効果」
※社外プレゼンの場合はこれに「共感→信頼→納得→解決→決断」が加わる。
○キーメッセージはやや上に配置。座っている人が読みやすいように。
○人間が瞬間的に文字と意味を把握できるのは13文字が限界。キーメッセージはその文字数で。
○プラスのことは青、マイナスのことは赤で書く。
○グラフは左、メッセージは右。(逆L字で視線の誘導も効果的)
○写真は全画面にすることで感情を揺さぶる。(特に社外プレゼンで)
※ポジティブメッセージは「カラー写真+青字のゴシック」/ネガティヴメッセージは「モノクロ写真+赤字の明朝」
○Z字の順番で視線を誘導
○「マジックナンバー3」……ポイントを3つに絞ると瞬時に覚えられる。
○モノクロ印刷時には赤より青が濃く出る。
○使用フォントはPowerPointなら「HGP/創英角ゴシックUB」、Keynoteなら「ヒラギノ角ゴStdN」
○グラフは枠などは使わず、1スライドにつき1グラフ
○グラフとメッセージで同じ内容を繰り返す「ダブルワード」は避ける。グラフで実数を見せ、メッセージではパーセンテージを表すなど。
○グラフは左側に寄せて、増減を強調。また数字はグラフの上に置く。
○予測など確実でないことに矢印は用いず、またグラフを用いる場合は色を薄くしたり点線で囲うなどする。
○単一事項の「実数」の増減を表現するときは棒グラフ。棒グラフは量感と増減を同時に表現できる。複数の推移を表現する時には折れ線グラフ。
○アンケート・データはトップ3〜5に絞ると分かりやすく、またアンケートの場合は横組みの方が合う。
○グラフの凡例はなるべく使わない。
○アペンディックスは「本編スライドの異常値についての説明」「引用した元データ」などを示すのに利用する。その他にも見た人がどんな疑問を持つか考えておく。
○人の写真を使用する際には顔を出さないことで抽象度をあげることもできる。
○写真を複数枚使う時にはPowerPointなら「背景の削除」、Keynoteなら「マスク」で背景を削除する。
○キーメッセージは「明朝体+赤字」にすることでよりネガティブな印象を演出できる。(赤と黒は潜在意識の「不安」「恐怖」を刺激する。)
○プレゼンの相手に「回想モード」に入って欲しい時は、写真をセピア色にし「懐かしさ」や「思い出」を喚起すると良い。
○トッププレゼンやコンペではプレゼンの最後に会社理念を伝え、商談などではメリットを伝えて終えると良い。
○「数字+質問」でスライドを作る際には「質問→ヒント→答え」にするとよい。
○ロジックは「公式」の形に落とし込む。
○キーメッセージを比喩で補強するのも良い。
○示したいものの示す実数と同じもので比較することで、数字の持つ意味を強くできる。
○人は7回同じメッセージを受け取ると記憶に残る。(7ヒッツ理論)