【感想・ネタバレ】ブックショップのレビュー

あらすじ

誰の人生にも、本を――ブッカー賞受賞作家による映画原作本屋のない海辺の小さな町。そこに初めての書店を開くのが、彼女の夢だった。

1959年英国。フローレンスには夢があった。それはこの海辺の町に本屋を開くこと。しかし時代はまだ事業を始めようとする女性に優しくなく、住人や町の権力者からは反対の声が。それでも本への情熱を胸に、フローレンスはついに〈オールド・ハウス書店〉を開店させる――。人と本との、心揺さぶる物語。※ゴヤ賞主要3部門受賞の映画『マイ・ブックショップ』(3月9日全国順次ロードショー)原作※ブッカー賞最終候補作品。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

裏切られた…。いい意味でも悪い意味でも。
本好きな街の変わり者のサクセスストーリー!かと思いきや…
表現が独特。どこか婉曲的で、語り手は常に宙を浮いている。ただし、ひどく低空飛行で。

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2023年03月08日

Posted by ブクログ

決して幸せな結末ではないのにそれほど悲しくもなくささやかなため息がもれた。小さな町で書店を開いた女性。古く、偏見もある土地での彼女を取り巻く人々。その心に寄り添い支えようとする人がいることにほっとする

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2020年12月12日

Posted by ブクログ

なんかも切ない
後、なんかどうしてもブランディッシュ氏に感情移入をしてしまう
これが映画ではどのように描かれているのか気になる
読みやすい

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2019年04月20日

Posted by ブクログ

昨年公開された映画『マイ・ブックショップ』の原作本。夫の死後、遺産で暮らしてきた女性が、“自立した存在”であることを自分や世間に証明しようと小さな書店を開く。しかし彼女が買った建物〈オールド・ハウス〉を巡り、町の大物とトラブルになり……という内容。大筋は映画と同じだが、細部がいろいろと違っていた。出る杭は打たれる。生きていくために本は必要ないが、本のない世界に生きる意味はない。

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2020年07月17日

Posted by ブクログ

夫を亡くしたフローレンスは、人生の再スタートとして海辺の小さな町で書店を開くことにした。長い間住む人もなかった古い家を買いスタートした小さな書店。順調にみえた書店だったが、その家は町の有力者の婦人がその場所を夏の観光客向けにコンサートなどができるホールにしたがっていたのだ。
ささやかなフローレンスの夢は、少しずつ歯車が合わなくなっていく。

もっと優しい結末を期待していたので、ちょっとビックリ。良くできたストーリーだった。

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2020年04月08日

Posted by ブクログ

世の中の大変さがなんとなくわかった気がする。
そして人との関わり方も様々だということ。

大人って難しい。

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2019年10月13日

Posted by ブクログ

帯にもある通り、小さな海辺の街に本屋を開いた女性の話。人の悪意、善意、思惑が練りこまれ、主人公の少しの無知と本への気持ちと勇気、彼女を信じてくれる人たちと、彼らのちょっとした裏切りと。
感動する話ではない。この本の世界の人々皆に、少しの嫌悪感と、自信にもそういった面はあるなと感じる事がたびたびある。クリスティーンだけが救い(?)
話自体はとても良い。

問題としてはとにかく読みにくい。翻訳本である以上、ある程度は覚悟して読むけど、これは特別読みにくい。

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2019年03月11日

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