あらすじ
日本で400万部、全世界で累計2800万部突破、Amazon史上最大の大ベストセラー『チーズはどこへ消えた』待望の続編登場。
アメリカ・ビジネス界のカリスマが、死を前に書き記した傑作! 世界中の老若男女、誰もが“幸せになれる”、最後のメッセージ!
●うまくいかないのは自分の努力が足りないからだ●過去の成功例に則ったほうが結局うまくいくと思う●わかっていても、なかなか次の一歩を踏み出せない●今までのやり方を変えることに怖さがある●培ってきた信念を曲げたら自分を捨てるのと同じだ―あなたは常日頃、そんなことを考えていませんか?―
訪れた変化のとき。でもそう簡単には変われない…これは、そんな「あなた」のための物語です。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
前作に引き続いて、まず寓話が面白すぎて惹かれる。自分の信念に気付き、尚且つそれの全てを信じないというのは、実際とても時間と勇気がいることだと思うし、冷静さも必要になると思うけど、自分もこうやって自分の望むものに近付いていけたらと思った。『「事実」はあなたのものの見方にすぎない時もある』「あるかどうか分からなくても、あると信じなければならないときもある」が何回も咀嚼したくなるようなところだった。
Posted by ブクログ
ヘムはまるで今の自分のようだと感じた。自分の考えに縛られ、相手にもその考えを押し付けようとしていたし、相手の考えを全く受け入れてなかった。作中で迷路を抜け出すには?という問いが何度も出てきたが、結果的に自分の固定観念や思考そのものが迷路であったという答えだったのが面白かったし、しっくりときた。今の自分も正直迷路のなかにいてどうしたらよいかわからないヘムとおなじ。だからこそまずは自分の考えに縛られず行動してみることが大事なのだと思う。あとは、なにもせずに勝手にくよくよ悩んだり怒ったりするのは時間の無駄なので、もうやめる。
迷路から抜け出す方法
あなたの信念に気づこう。
あなたが考えたことすべてを信じてはいけない。
役に立たないことは捨て去ろう
迷路の外に目を向けよう
新しい信念を得よう
あなたが信じることに限界はない。
従来どおりの考えをしていては、チーズは見つからない。
古い信念はあなたを囚人にしかねない
トラブルに巻き込まれるのはあなたが知らないことのためではない。間違っていることを事実と思い込んでるためである。
Posted by ブクログ
今、自分のなかにあるものが信念なのか、執着なのか。
その自己判定はなかなか難しいのかもしれないが、余計な執着、無意味な執着から自身を開放し、新しい発想の中から自身の信念を確立することが大事なんだな・・・と。
上記以外にも、本書の中から、どこに着目するかで、様々なメッセージを得ることができる。
Posted by ブクログ
『人間、殆どが自分の可能性を20%くらいしか使わないで死んでいく。』と言った面接先の会社役員の方の優しい顔が思い浮かぶ。
「私は何か理由があってここに存在しており、世の中に還元すべき固有の価値がある。」と思いたい、凄く傲慢だけど、その気持ちがあるから乗り越えられることもあるんだゼ、、、
プラスの信念だけど、『自分のやりたい事』が見つかった時には足枷になるかもしれない。
そんなときも「結局自分の人生どう生きるかは自分次第!」と思って案外スパッと切り替えそうな自分の身勝手さに笑えるけど、人間ってそんなもん、自分のことも愛おしく思いたい。その先でもきっと提供できる価値はあると信じられるから、、、
まあ、信じることに限界はないから生きやすく生きていこー