あらすじ
響野家の末っ子・春希は怖がりなのに霊感が強く、ヒトではないものたちを呼び寄せてしまう。
留守番中を狙ったようにかかってくる電話。
何度捨てても家の前に現れるスニーカー。
山小屋で出会った少女が寝言を聞かれるのを嫌がる理由……。
些細だった怪異は徐々にエスカレートし、春希だけでなく、彼を守ろうとする父や兄たちをもおびやかしていく。
『記憶屋』著者が日常と異界の狭間へと誘う、ノスタルジック・ホラー!
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Posted by ブクログ
日常に潜む違和感。
響野家の話であり、わたしの話であり、誰かの話でもあるかもしれない。
冬理がいるから実話怪談ではなく物語として読めるような気がした。
短編ではあるが、すべて繋がるので連作長編のように感じた。好きな人は本当に好きな本だと思う。