【感想・ネタバレ】わたし、定時で帰ります。2―打倒!パワハラ企業編―(新潮文庫)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごい面白かった〜!!でも読んでる間は胃がぐるぐるしました。パワハラもセクハラもほんと勘弁してほしい。
限られた時間で策を考えて相手を説得できるゆいちゃんはほんとえらい。フォースも風間も本当に気持ち悪い。傷ついたり逃げたりしながら立ち向かっていけるゆいちゃんにすごくパワーがもらえる一冊でした。あと王丹ほんと何者。
でも定時に帰る管理職ってほんと今の社会風当たり強そうで負けないでほしい。この辺り変えないと管理者になりたいって人が減るよね…
ラストの種田さんの思い切りの良さはめちゃわらいました、幸せになってほしい笑
3巻も楽しみです!

0
2023年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結衣と晃太郎は今度こそ元鞘に収まりそうでよかった。忠臣蔵になぞらえたところはいまいちよく分からなかったが、フォースや新入社員の突飛さに笑えた。

0
2022年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっとあからさまだけど、何故こんなにムカつく取引先の描き方が上手なのだろうか、と感心する

また何か癖が強そうなやつ、入社したし

0
2022年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「24時間戦えますか?ビジネスマン~」
というCMを子供のころ見ていたが、
今思うと、とてつもなく怖い呪いのような歌だと思う。

最近読書をする余裕がなかったなか、久しぶりに本屋で書籍を購入したなかの一冊です。

今作は『わたし、定時で帰ります。』の第二弾。

スポーツウェアメーカー「フォース」の
時代錯誤な労働体制と、
下請企業に対する扱いを含めた
パワハラ体制に立ち向かう、
(管理職になった)結衣の話です。

前作がドラマになっていたおかげで、
読書中の頭の中では、
結衣=吉高由里子、
晃太郎=向井理でした。苦笑

フォースの会社の場面は、
かなり誇張されていると思うが、
とにかく笑えない部分が多かった。

なぜなら私が働いている会社も似たようなトップダウン企業だから。
口ではきれいなことを言っていても、
学歴、性別、年齢でかなり扱いが変わることが多い。
特に小さい企業だからこそ、社長の考えひとつで大きく左右されることがある。

フォースが取り入れている裁量労働制も、
あそこまで振り切ってはいないが、
私が勤める会社も採用しており、
残業時間を無制限にするための装置のように扱われていることがある。

そしてフォースは従業員が立ち上がり、
会社に直訴しているが…
これも私は現職で社長に話したことがあるが、
「私は、このやり方でずっとやってきた。60を過ぎて今更変えられない」と言い切られたことを思い出す。
また反発した社員は次々に異動や降格となり、会社を辞めざるを得ない状況に追い込まれる姿も見てきている。

フォースも根幹から変えないと、
結局弾圧されて終わるのでは、と思う。

結衣も定時で帰る管理職として、
看板のように扱われ、
矢面に立たされることも多いなか、
チームメンバーとのやり取りを見ていて
ひやひやする場面が多かった。
私だったらどう言うかな?と考えて読むところが多かった。

社長の灰原のような人間がトップにいたら良いと思う。
自分を律するために結衣など、思い通りにいかない社員を重宝する。

時代は倍速の速さで動いているなか、
果たしてうちの会社は大丈夫なんだろうか、と
結衣たちの奮闘姿を見ながらも
自分自身の状況に重ね合わせて読んでいました。

現実は大変で辛いことや面白くないことばかりだからこそ、物語の中では、しっかり戦って、ちゃんと結末を迎えてほしい。
なので、終わり方は「おおお!そうなの!!!?」と思ったが良しとしています。笑

私も一緒に戦ってくれるパートナーがほしい。
(結局そこ。笑)

0
2021年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

東山結衣
ネットヒーローズ株式会社に新卒で入って以来、定時で帰る毎日を貫いてきた。サブマネジャー。
晃太郎とは二年前に分かれている。

種田晃太郎
マネジャー。甘露寺を教育していたが、心因性の蕁麻疹になる。結衣の元婚約者。

甘露寺勝
大学浪人と就職浪人を一年ずつ経て入社。結衣のいる制作チームに配属。大型ルーキー。

灰原忍
ネットヒーローズ株式会社代表取締役社長。IT業界の他社に先駆けて働き方改革を実施。二十時以降は社内の冷暖房を切り、入退室を厳密に記録するカードリーダーを設置、残業を週二十時間以内に抑えるよう管理職に命じた。

桜宮彩奈
結衣が教えていた新人。この会社の競合相手であるベイシックを三年で退職し、第二新卒としてネットヒーローズに採用された。

福永清次
結衣たちのチームの前マネジャー。メンタルの専門の病院に通院中。

諏訪巧
結衣の元婚約者。結衣が納期に追われている間、職場の後輩と浮気していた。ベイシックの営業部。

吾妻徹
結衣と同じチーム。

王丹
結衣が仕事帰りに寄る上海飯店の女店主。
中国語の翻訳を依頼している。

種田柊
晃太郎の九歳年下の弟。結衣が個人的に調査のバイトを頼んでいる。アカウント名〈愁〉。引きこもり生活はようやく脱したものの、再就職はしておらず、小遣い稼ぎのために調査を引き受けてくれる。

回鍋肉のおじさん
上海飯店の常連だった。回鍋肉定食を食べた後、会社へ戻り、あさまではたらいてなくなった。息子がフォースに就職した。常時臨戦態勢が社風の会社。

石黒良久
管理部。会社全体の案件予算、利益率、人員配置など、現場のパフォーマンスを見張る。結衣より年下の三十歳。創業メンバーでもあり、ゼネラルマネジャーにまで昇りつめている。「グロ」と呼ばれている。重度の砂糖中毒。

三谷佳菜子
真面目な性格で結衣と同い年。以前は同じチームにいたが、今は運用部に異動し、念願のチーフの座に就いた。

来栖泰斗
結衣が育てた新人。運用部に異動。容姿もよく、頭もいい。すぐ「辞めます」と言うことと、思ったことをすぐに口に出すことを除けば、将来を期待されている二年目。

大森高志
ネットヒーローズの営業部員。

のうきん
吉川。フォース社員。

トランス
竹中。フォース社員。

マウンティング
榊原。フォース社員。

風間
ベイシックの営業担当。

賤ヶ岳八重
結衣の二歳年上の先輩。女性初の役員になるのが目標。去年双子を産んだばかりで当分は焦らないことにした。

野沢花
賤ヶ岳に教育を受け持ってもらっている新人。

宗介
結衣の兄。父と折り合いが悪い。

ダイナソー
藤堂文康。フォースの広報部長。恐竜のように頬骨がゴツゴツと出ている。

バオ・グエン
ベトナム出身の留学生。二十三歳。三ヶ月のインターンとして確保。

フォースの研究員
草加。コンペで結衣に勝ってもらいたいと焚きつける。

風間寿也
ベイシックの営業部副部長。フォース担当。

劉王子
王丹の腹違いの弟。

押田陽義
フォースの役員。

加藤一馬
二十二歳。結衣のチームの新人の一人。賤ヶ岳の下につかせている。無難なタイプだが遅刻が多い。

八神蘇芳
人事が格差採用をしてでも採ろうとした学生エンジニア。

結衣の父

結衣の母

0
2024年04月23日

「小説」ランキング