【感想・ネタバレ】遺跡発掘師は笑わない 縄文のニケのレビュー

あらすじ

数多くの縄文遺跡がある長野県諏訪地方。若き天才発掘師・無量はその中の1つ、御座遺跡で発掘を行うことに。だがそこで、過去に祖父が起こした遺物捏造事件の関係者・理恵と再会してしまう。さらに、不気味な文様のついた土器片を発見するが、その文様を見た理恵は“呪いのカエルだ”と激しく動揺し……!?
一方、縄文フェスティバルの準備を手伝っていた萌絵は諏訪大社で、古代神を祀る新興宗教の一団と遭遇し、不穏なものを感じていた。その新興宗教には無量の幼なじみ・忍の、鳳雛学院時代の同級生も関わっているらしく──。
今度の舞台は信州、諏訪! 文庫書き下ろし、遺跡発掘ミステリ第9弾!

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縄文時代の遺跡発掘が、振興宗教や、過去(30年前)の小学生の失踪も絡み、またもや、ハードボイルド系の話になる。いつものパターンに、笑ってしまう。

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2025年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

縄文時代の土偶や土器に諏訪信仰も絡めて、個人的には好みの内容でした。
ミシャグジの話とか興味深かったですし。
無量の初恋の人が登場とのことで、萌絵がさぞやきもきするかなと思っていたら、そこは案外そうでもなかったけど(ラストに少しだけあったくらい)
さらっとデートらしきものはしたのに、今回も無量と萌絵に進展はなしか……とほほ。
無量の初恋の人も複雑な立場の人だったから、無量が初恋に浸る余裕はなかった点は安心できたかな。
以前は敵だからなとピリピリしながら読んでいたJ Kが今回も役に立ってくれて、最近は彼がいる方が安心して読めるようになった気がする。
無量はすぐ誘拐されるから……(今回もそう)
終盤の教祖様展開は爆笑しましたけど。
あの場面は完全にコメディでした。
ただ忍ちゃんは半ば本気で崇めていた気がしないでもない。

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2019年01月31日

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