【感想・ネタバレ】心に龍をちりばめて(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とは――恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作。

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ネタバレ

白石作品はまだ二作目だけど、純度の高い激しさが痛いくらいに響いてくる。
もとより傷だらけで、けれどそこから再生するために尚も無傷ではいられなくて。
共感と、憧れ。

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2016年07月12日

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ネタバレ

優司は、美帆といるときに事故で死んだのでは?      最後に出てくるサングラスをかけた浅黒い男は誰?優司だよねえ。

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2015年01月30日

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ネタバレ

仲間優司がものすごくかっこいいっ!

最後はハッピーエンドだろうなぁと簡単にわかるんだけど、
陽も陰も受け入れる、そんなところが惹かれます。

どんな風にして、どんな形で、
2人がハッピーエンドになるのか・・・
運命というにはちょっとイマイチな感じもあったけど。

なぜかこの人の前ではこうなる自分があったり、
なぜかこの人はずっと近くにいてくれるような感じが
つながりってそういうものというか、
愛情というのはどんなときもただそばにいることだなぁと思った。

0
2011年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

美帆と優司の運命がちょっと見えづらい気がしながら読んだ。
しかし美帆の執念はかなり怖い。
美人はなかなか幸せになれないだの言われたり、その複雑な生い立ちの環境からすれば、そんな発想に行き着いてしまうものかと思った。自分にはとうてい同じ考えはうまれない。

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2012年01月13日

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