【感想・ネタバレ】心に龍をちりばめて(新潮文庫)のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2015年10月26日

いつも通り白石一文の文章に、
彼の描く物語に魅了されてしまいました。

彼の描く舞台ではよく
一定の成功を収めた男、あるいは女たちが
それぞれ生きていく上での
本質に触れるような事態に直面し、
自身の生き方を問うて、
惑いながらも最善を選び取っていく。

極端に見えることもしばしばだが、
人生の半ば...続きを読むを過ぎた大人になった自分には、
彼の言わんとしている事柄が
絶妙に琴線を震わせる。

彼の紡ぐ物語をもっと読みたい…

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Posted by ブクログ 2013年04月23日

白石一文さん、3冊目。

「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」

久しぶりに、小説の中の男性に恋をしました。
私が言われた訳でもないのに、まだドキドキしています。
私は、仲間優司さんが大好きです♪

相変わらず、女性陣はみんな強いですね〜。
今回の主人公、美帆は特に強い!
しかし、それ以上に強...続きを読むい男が仲間優司!!
それと、優司の博多弁は痺れるほど色気があるのは何故!?
生きるべき義、死すべき義を語る優司の言葉は、すぅっと胸に入ってきて、かなり納得。

結末も私好みで、久々の大ヒット小説になりました(^O^)

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Posted by ブクログ 2012年01月12日

昨晩朝方まで読んで寝ました。運びも素晴らしいし、文面にしても私好みです。優司の風合いがとにかく素敵ですね。イカれたシーンがあったり、現実離れしているようなシーンもありますが、それでも紙一重の世界なのだろうと・・・・。龍の心になる―――・・その意味がものすごく自分的に腑に落ちました。この数日、龍の夢を...続きを読む見たりしていたのでこのご縁に奇跡を感じました。

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Posted by ブクログ 2011年09月06日

「自分には、非の打ち所がない彼がいてくれるのに、最後のその一歩が進めないなにかがある。
何かがひっかかる。

そんなときにどうしても心惹かれてしまう人が現れる。
なぜその人に惹かれるのか、なぜ彼でなければならないのか、自分でもわからない。

自分でもわからないことだけど、どうしたいのかははっ...続きを読むきりしている。」

・・・理屈では解決できない、説明できない人の心を描写できている作品。
読んでいて「そういうことだったのか」と自分自身の解決し切れていないものへの答えが探せた気がする。

複雑で、でももしかしたらとても単純なのかもしれない感情がアップダウンする中で、何かが整頓されていくような感じで読み終わることができた。

自分自身の存在に何かを感じている人、どうしようもない運命を背負っている人、みえない何かに縛られている人、この世に生を受けたことに疑義を持つ人、断ち切ることのできない人間関係、血縁関係に縛られている人に何かしらの指南があるような気がします。

単純な恋愛小説ではない、とても重たい課題を突き詰めていく話です。

さすが白石文学。

自分の人生の路頭に迷った時にもう一度読む価値のある本だと思う。
何度も言う。さすが白石文学!

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Posted by ブクログ 2020年04月05日

「眠気が眠る面白さ!徹夜本」の帯に強く惹かれて手に取りました。正直なところ、任侠ものの美学には全く興味すら持ち合わせていない私がこの煽り文句にあえて挑んだ代物ですが、エンターテイメントというよりもファンタジーとしか言いようのない話に何度となく読むのを止めようとしました。
とどのつまりは面倒を見てやっ...続きを読むた弟分に裏切られて車ではねられて死んで終わるクチだろう、と思っていただけに終盤の下りは読んでて苦痛でした。
鼻についたのはそこだけで、読後の余韻とともに巻末の解説を読んだとき、ああそうか、これは往年のテレビドラマ「赤いシリーズ」のようなわかりやすいプロットのドラマチックな演出を極めたものだったんだなとそこでようやく認識しました。
敢えて踏み込んでみた新境地の世界でしたが、絶賛までいかなくても愉しめることがわかりました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年07月12日

白石作品はまだ二作目だけど、純度の高い激しさが痛いくらいに響いてくる。
もとより傷だらけで、けれどそこから再生するために尚も無傷ではいられなくて。
共感と、憧れ。

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Posted by ブクログ 2016年01月11日

結婚まじかの美人で才能もお金にも恵まれた女性が幼馴染の元やくざに再会し惹かれ結婚をする物語
彼の作品はこういう女性が多くでてくる。とにかく美人。才能があり、お金がある。
作者自身、彼は男性だがかっこいいのでモテた、かつお金もあったから、に投射しているのかも。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年01月30日

優司は、美帆といるときに事故で死んだのでは?      最後に出てくるサングラスをかけた浅黒い男は誰?優司だよねえ。

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Posted by ブクログ 2013年04月26日

表紙とタイトルに惹かれてジャケ買い?みたいな感じでかったんですけど、内容は表紙のイメージとはちょっと違って、恋愛?なのかな、一人の女性の恋愛というか人生というかを描いた作品でした。
作家さんが男性って言うのが信じられないような女性の描き方。
女性視点での物語がすごく自然でしたね。
恋愛とかに対する姿...続きを読む勢?もすごく緩やかで、逆にひきこまれました。
背中に龍を背負った男がすごいかっこよかった・・・。
最後のクライマックスでドキドキしました。

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Posted by ブクログ 2013年01月31日

白石さんの作品でも結構好きな部類。種明かしがちょっとずつちょっとずつあるので飽きずに読める。一度きりの人生をどう生きていくか、主人公の美帆の生き方は共感した

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Posted by ブクログ 2015年11月27日

久々に小説を読んで泣いた。
家族愛に関する話はどうしても心が動いてしまう。

言葉がすっと入ってくる、いい小説。
家族の想いは伝わりにくいけど、
生きているうちに許すことができれば。

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Posted by ブクログ 2012年07月14日

白石さんの作品はどれもこんなタッチだなあと良い意味で思う。
男女の恋愛や愛を実にいい感じで描写していて引き込まれていく感じがいい。
結末にはこれまたいい意味で裏切られ、ひとりニンマリかな。

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Posted by ブクログ 2012年04月03日

ひっじょーに読みやすかった。
作家さんによっては言葉がスルスルと入ってこない方も多いが、この方はその逆。

人と人が別れる時にはそれなりの覚悟が必要なんだな、と。

本文から。

『若いうちに組織に頼る術を身に着けてしまった人間は、決して大成できない』

『胸の芯に巣食う投げやりな心が、いつか人生を...続きを読む台無しにしてしまいそうでたまに恐ろしくなる。一方で、それが自分のほんとうの強さのような気がするときもあった』

『男性にセックスのためのセックスがあるように、女性には妊娠のためのセックスがあるような気がした』

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月26日

仲間優司がものすごくかっこいいっ!

最後はハッピーエンドだろうなぁと簡単にわかるんだけど、
陽も陰も受け入れる、そんなところが惹かれます。

どんな風にして、どんな形で、
2人がハッピーエンドになるのか・・・
運命というにはちょっとイマイチな感じもあったけど。

なぜかこの人の前ではこうなる自分が...続きを読むあったり、
なぜかこの人はずっと近くにいてくれるような感じが
つながりってそういうものというか、
愛情というのはどんなときもただそばにいることだなぁと思った。

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Posted by ブクログ 2011年09月28日

主人公がやっぱり「美人」だったり「生活レベルが高い」という設定なのは置いておいて、話の先がとても気になる展開に、一気読みした。
ところどころ疑問に思う点があったけど、それでも「運命」や「つながり」を軸に進む物語にはぐいぐい引き込まれた。
仲間優司というキャラクターと博多弁がなんとも言えず良かった。
...続きを読む白石さんの作品を読み始めたばかりで、今のところ「私という運命について」が一番気に入っているけど、これはそれに次ぐ好きな作品。

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Posted by ブクログ 2011年09月21日

結構感動します。仲間優司の言葉はすごく良いです。白石一文さんの作品は名言が多いですね。しかしこの人の作品に出てくる人物はいつも高学歴・容姿端麗な人で自分とは掛け離れすぎて、すこし悲しくなります…(笑)ああもっと勉強するんだった…って思っちゃいます。

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Posted by ブクログ 2019年09月19日

幼少のころから一緒だった同郷の美帆と優司、その先まったく違う歩みをするが、出生において悲しい共通点をもつ。それぞれ道を歩みながら、徐々に近いしい関係に。最初からこうなる運命だったんだと感じる事ができる作品。

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Posted by ブクログ 2015年04月06日

巻末の解説にもありましたが『一瞬の光』のこじらせ女子版といったところ。
ただ、『一瞬の光』の瑠衣さんと違い丈二はエリートで容姿に恵まれているけど、下衆な男でパーフェクトな男性とはとてもいえません。
かえって、元ヤクザの優司の方がカッコイイ男として描かれているので、『一瞬の光』を読んだ時みたいな、どう...続きを読むしてこっちを選ぶかな?と納得できない訳じゃない。
個人的には非のうちどころのないエリートの婚約者よりも元ヤクザを選ぶ話の方が面白くなりそうなのにと少し残念でした。
後半にあるエピソードには「お前は金八先生における杉田かおるか」とツッコミを入れたくなった。
もう35歳なんだから……そんな中学生みたいなことはやめようよ、と。
ケンちゃんのエピソードからとんでもないバッドエンドがくるのかと身構えて読んでいたけど、バッドエンドにならなくて良かった。

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Posted by ブクログ 2013年12月07日

事象が先にポンと描かれて、のちに「実はこういう流れだったのだ」と解説されるスタイルがあまり得意ではないのかもしれない。さらに、登場人物のバックグラウンドというか、ハイブランドが実際にストーリーにどれだけ意味があったのか・・・高学歴、“いわゆる”勝ち組vs元ヤクザ、ヤク中という極端な対比が果たして必要...続きを読むだったのかなという違和感を感じつつも、ストーリーがどこに落ち着くのか見届けたくて一気読み。2時間ドラマの原作を読んでいるような感覚。

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Posted by ブクログ 2013年06月25日

どれくらいの愛情→私という運命について→不自由な心→一瞬の光→心に龍を散りばめて
と読んできたが、個人的に一番面白くなかった。
白石一文さんが言わんとすることはわかる。文体も読みやすい。だけど、なぜか一番つまらなかった。
肩透かしをくらったといえばいいのだろうか。

確かに心にぐっときた台詞はあった...続きを読むけれど、不自由な心を読んだときほどの余韻はなかった。
わたしは男性視点の物語の方が好みなのかもしれない。

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