【感想・ネタバレ】ヨーロッパ近代史のレビュー

あらすじ

ルネサンスとともに幕を開け、第一次世界大戦によって終焉を迎えるヨーロッパの近代。アジアやイスラームに後れをとり、その形成期にはさほどの経済力・軍事力を備えていなかったヨーロッパが、20世紀初めには人類の半分以上を支配するに至った。なぜ、この時代に世界を席巻することができたのか? それを可能にした力の根底には「宗教と科学(の相剋)」がある。本書はこうした視座から、近代ヨーロッパが世界史を一変させた秘密をよみとく試みだ。時々の時代精神を体現した8名の歩みを糸口に、激動の500年を一望のもと描き出す。

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勉強になった

わかりやすい文章で通史とし勉強になりました。意外と分かってないことが見えてきた感じ。でも少し小説っぽいとこが気になります。

#タメになる

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2024年07月28日

Posted by ブクログ

15〜20世紀初頭の間の歴史を概説、ある期間を代表する人物の人生を通して時代の特徴を描写。人と時代、2つを同時に楽しめてお得。

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2023年08月28日

Posted by ブクログ

ヨーロッパ近代、すなわちルネサンスから第一次世界大戦までのヨーロッパの歴史を扱う。各章で、一人の偉人に焦点を当て、彼らの生涯を追いながら同時代のヨーロッパを振り返る、という構成。ある章から次の章へのバトンタッチがなんとも形容しがたいほど美しい。偉人の生涯に重点が置かれていることから、ページ数の割に政治史や外交史のウェイトは軽め。同著者による『近代ヨーロッパ国際政治史』で補いたい。

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2021年11月10日

Posted by ブクログ

 宗教と科学という両輪によって世界を席巻したヨーロッパをその次代を大きく動かした人物に着目して解説。
短くまとめていながらも歴史のドラマや人々の関係を描かれており読んでいて楽しいものとなっている。
 

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2019年06月14日

Posted by ブクログ

ダ・ヴィンチ、ルター、ガリレオ、ロック、ヴォルテール、ゲーテ、ダーウィン、レーニンの生きた時代を通じてヨーロッパ近代を描いた良書と思う。
おわりに、に書かれた「秘匿性」「匿名」の無責任さ、「責任ある態度」に裏打ちされた「個人」という考え方の再認識が筆者が本書を通じていいたかったことなのだろうと考える

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2019年05月02日

Posted by ブクログ

教科書的な記述と思い入れのある事項の記述の差がある。
当然、後者が面白い。ダーウィンとかレーニンとか。
レーニンがヨーロッパ近代に対して抱いていた憧れとコンプレックス、ドストエフスキーも指摘していたロシア的心情としてプーチンも抱いているだろう。

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2022年06月19日

Posted by ブクログ

各章ごとに、その時代を象徴する一人の人物を中心に解説されていたので、一人の人の人生を追うように時代を知ることができた。
歴史に名前を残す偉人たちは様々だけれど、多くの人は環境に恵まれていて名前を残せるだけの学びができる場があったからなのだと思った。もちろん一部の人は良いとは言えない環境から生え抜きで名声を得た人もいるけれど、多くは環境要因が大きい。
また、今の時代は昔に比べるとかなり改善されてきていることも改めて実感した。

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2022年01月26日

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