【感想・ネタバレ】キッドナッパーズのレビュー

あらすじ

オール讀物推理小説新人賞を受賞した幻のデビュー作「キッドナッパーズ」と書籍未収録作品で編んだオリジナル短篇集!

「大声をだすな」
宅配便を装って侵入してきた男は、健次郎の腹にナイフを突きつけてきた。
平凡な日常に突如押し入ってきた犯罪者は声が甲高く、背が低く、野球帽をかぶった……小学生と見まがわんばかりの中学生!?
少年は「これは誘拐だ」と断じた。だが被害者は健次郎ではなく犯人であるはずの少年自身だという。

摩訶不思議な誘拐事件は二転三転し、ラストで意外な結末が待っていた!
オール讀物推理小説新人賞受賞の表題作ほかを6篇収録。

解説・宇田川拓也

【オール讀物推理小説新人賞「選評」から】
「これこそ逆転に次ぐ逆転の連続で、着地がどうなるのかまったく予想できなかった。」(高橋克彦委員)
「何とか読者を面白がらせ、驚かせようとする創意工夫が、今回の作品に結実した」(宮部みゆき委員)

【収録作品】
キッドナッパーズ
目刺し
架空の風景
十字架ジュース
ごとんがたん
べつばら
おなじ本でも

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

門井さんのデビュー短編集。酔余や一夕の歓など文章の中に俳句で使えそうな言葉を散りばめながらちゃんと話を落としていく。

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2019年01月09日

Posted by ブクログ

門井さんのデビュー作、ミステリだったことを初めて知った。短編集で、ものによって当たり外れあるけど(好み?)、読みやすい。そして安心して読める。

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2024年01月22日

Posted by ブクログ

様々なテーマの短編集であり、あっさりとした話が多いので、気軽に作者の幅広い作風が楽しめる。
だがこれをミステリーとして分類してしまうと期待外れ感が出てしまうのでは。

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2021年01月24日

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