あらすじ
世界中のユダヤ人に話題の予言書『Final Crash』。リーマンショック、通貨戦争、金の高騰などを的中させた。2011年以降はどう記されているか。米国債・ドルは大暴落するのか。ユダヤ人の国際渉外弁護士が同書の翻訳引用権を獲得、世界経済の動向を読む!
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Posted by ブクログ
世界恐慌は必ず起こる。そしてその引き金を引くのは日本経済かもしれない。
日本政府の負債は、今やGDPの200%を超えており、東日本大震災の復興予算を執行すると235%になるといわれている(アメリカでも90%程度)。
政府の歳出が税収の2倍を上回っている国が長続きするはずがないと筆者は言っている。
読んでいると、日本の経済が本当にやばいことを、再認識させられる。
親の世代からの間違った政治、政策が次の世界に残した負の遺産は大きい。
日本は、国民の貯金残高も多く、自国で借金しているんだから問題ないという話を聞いたりするが、筆者によればそれも良くないらしい。要は国際経済から完全に切り離される可能性があるということらしい。
昨夜、ギリシャの経済危機をドイツが救済にするというニュースをやっていたが、ギリシャに金を貸している(国債を買っている)ドイツの銀行が損をするからとのこと。
日本経済がこけても他国にはほとんど影響しないということだろう。(日本はアメリカ国債を大量に買っているのでアメリカは若干困るかもしれないが)。
また、筆者は世界恐慌を見据えた対応として、資産を海外に持ち出すことを推奨している。さらには、家族で海外で生活することを薦めている。
シンガポール、オーストラリア、カナダあたりがよいとか
とりあえず英語勉強しよ!!!