あらすじ
「鬼の子」と忌み嫌われ、ひとり山小屋で暮らす若草は、村を襲う魔物だと誤解され、村人の襲撃を受ける。間一髪のところを白い狼姿の山神に助けられ、一緒に暮らすようになるが、山神の求愛行動を受け…?
【電子特別版】月東湊先生の書き下ろし! 本編の後日談を描いたショートストーリーを電子版だけに特別収録!
感情タグBEST3
ほっこり
母親と暮らしていた過去は、辛くもありますが、愛情に溢れていて素敵でした。山神様と出会って、愛される喜びや、平穏な日常に喜びを感じる若草にほっこり癒されました。平和なファンタジーといった感じでした。
昔話風ファンタジー
見た目で差別され、虐げられてきた親子と
孤独な山神様のお話。
もともと村人に虐げられていた上に
母親も幼くして亡くし
不憫な生活をしていた主人公。
しかし山神様がこっそり獣たちに見守らせていて
いたり、いざとなったらかっこよく助けてくれたりで安心して読めました。
山神様からのこっそり求愛、大胆求愛、もはや溺愛、と主人公への想いがあふれているところもよかったです。