あらすじ
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亡くなるその日まで、おかあさんが死ぬなんて信じなかった。成長するたびに喜んでくれた、優しい笑顔。何度も私を笑わせた、親父ギャグみたいな冗談。がんの辛さと孤独を決して表に出さなかった、その強さ。おかあさんがくれた全てに、私は何を返せるんだろう――。連載時からSNSで話題沸騰のエッセイ漫画!
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Posted by ブクログ
号泣し、いますぐに、親に何かしたくなりました。
まだ元気だし、といつも甘えていたのが恥ずかしくなります。
本自体はさらっと読めます。そして、大変響きました。ただ、手元に置くのは辛いので、忘れたころにまた借りることとします。
以下、本とは関係のない思い出話。
大学生のころ、どこかでたまたま話した年配のかたに、「祖父母はご存命?電車で1時間半?近いわよ。たくさん会いにいきなさい。たくさん会っておくのよ」とかなり熱心に言われ、1年に1回のペースだったのを、季節ごとかちょこちょこ顔を見に行くようにしました。それから十何年で祖母、20年で祖父とは会えなくなりましたが、元気なうちに、話せるうちに、たくさん会っていて良かったです。
覚えているのは小さな頃のことばかりだけれど、当時会って飲みながら話したことは何も記憶がないけれど、後悔はありません。あのときの言葉が蘇ります。
私たちの夏休みはあとどのくらい?親に会える夏休みは、あと何回?神のみぞ知る、ですが、悔いのないよう。どんなに手を尽くしても、何をしても、やり切ることはないのだから、せめて。元気なうちにできることをたくさん。できたらとおもいました。
かなしい
母も病気がちなので自分の気持ちと重ねて読んでしまいました。
いつも元気でしっかりものの楽しいお母さん。
年齢を重ねて、ふとした時に老いを感じて不安になる時があります。
自分のお母さんだけは大丈夫という気持ちもすごく良くわかりました。
作者さんのマンガが好きで、ほのぼのとした生活の中に、キチンと丁寧な暮らしが見えて、素敵な家庭で育たれたんだろうなっていつも思ってました。
お母さんが本当に素敵な方なんだと言うことがわかりました。