あらすじ
A「この本は、仕事の本質がつかめて、すごくよい本なので、ぜひ読んでください」
B「この本の説く時間管理の本質をヒトコトでいうと、『まとまった時間をいかにして確保するか』。知識労働者にとっては、『仕事の管理=時間の管理』というくらいタイムマネジメントは重要であり、その目的は『まとまった時間を確保するため』なのです。
さて、どちらが説得力があるでしょうか?
どちらの人の話をより聞いてみたくなるでしょうか?
Bのような説明がすぐできるような「アウトプット志向」の学び方を紹介したのが本書です。
◎「頭がいい」とは「話せる」ということ
「頭がいい」「知識が身になっている」というのは、ただ学んでいるだけではだめで、「自分のことにして話せる」「使える」というところまでしておく必要があります。著者の新メソッドを使い、知識を「まとめる」「整理する」方法を紹介します。
◎著者累計31万部。具体性・再現性のあるメソッドで読みやすい1冊
著者の浅田氏は、『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』でベストセラーも出し、著者累計は31万部超。具体性のある解説で人気です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
■著者が扱っているメインテーマ
アウトプット思考の学び方とは?
■筆者が最も伝えたかったメッセージ
学んだことの本質を人にシンプルな言葉で説明できる。
■学んだことは何か
物事の本質を掴むには、日ごろから20字という制約を設け、シンプルな言葉でまとめる抽象的思考力が大事。
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◆読んだ目的
20字でまとめる理由は?
◆20字でまとめると?(要約時間:5分)
思考を整理し、本質を捉えるため。
◆理解を深める3つの疑問(疑問決め時間:5分+解答時間:10分)
①Why:なぜ学んだのか?
・ブログで本の投稿をするために、アウトプットの方法を学びたかったから。
・短い言葉で伝える力を身に付けたかったから。
・読む人に伝わりやすい書評を書きたいから。
②What:何を学んだのか?
・だいたいのことは20字で表現できてしまうこと。
・わかるをマネジメントする。疑問を出せば無限に出てきてしまう。
・この方法は、シンプルにまとめる力を付くと同時に、物事の本質を見抜く力も高めてくれる。
③How:今後どうするのか?
✔20字アウトプット法を実践する(実施済み)
✔各ステップごとに制限時間を設ける(実験済み)
✔20字の要約が決められないときは、Twitterでアンケートを取る。(実施済み)
Posted by ブクログ
絶対順番通りに読んで、出てくるミッションはしっかり実践してから読み進めたほうが良い本
読み流すと自分の中にある本当の自分に出会えないと思う
最後は今ある閉塞感はすべて自ら作り出していると私はそう思えた。
色々な場面で使えるともっと良いんだろうけど今の私にはそこまでアレンジ出来ないかもだし、出来るかもだし
Posted by ブクログ
知識をただ知っているだけではなく、活かしていくにはどうすればよいかということが書かれている。
そして、学習のアウトプットとして、内容を20文字でまとめろというのが筆者の考え。
20文字でまとめることが目的ではなく、自分の考えを整理し、ちゃんと使える知識にすることが目的。
そのプロセスが書かれており、とても勉強になった。
このプロセスを実践するようになったことで、忘れても振り返ってすぐに思い出すことができるようになった。
Posted by ブクログ
読んだ本の内容を忘れないための手段、アウトプットの1つの方法を紹介した本。
今後ビジネス書を読んで知識を増やしていこうとしていた自分には、超有益な一冊でした。
本を漫然を読むのではなく、読む目的を具体化し、本に書かれた重要な要素を抽出し、自分の言葉で20字でまとめる。
自身の頭を使って要約して、自分の血肉にする手段が非常に優れていると思いました。
これまで読んた本を読み直し、新たな本を読む時は、本書にある20字にまとめるフォーマットを使って、自分の知識を深めていきたいと思う。
Posted by ブクログ
型を使って考え抜いて、目的にそって実装するためのメソッド。うーん、20字って短い!
文章や方法が明瞭で、とても実践的だと思いました。
冒頭の、現代は学びが消費になっている時代、というフレーズにはなかなかショックを受けましたが、最終的に学びは人のために(他者への貢献)なる、という着地点にちょっと感動しました。
すぐに実践できる
すぐに実践したくなる内容だったので、自然と実践しながら読み進められた。自分の頭の中のもやもやを、どんどん整理できるので、読後のすっきり感が心地よい。後半になるにつれ、好奇心を掻き立てられる内容で、集中して、実践を交えながら一気読みしてしまった。同著者の別の本も読みたくなりました。
Posted by ブクログ
何のために本を読み続けているのか…そのことを今までで一番考え、最終結論にたどり着いた。いかに「他者貢献」できるようになるか。どのように自分自身や周囲の人々の役に立ち、自分の役割を全うできるか。そのために、これまでの楽しいだけの消費的学習から脱却し、仕事に生かすための投資的学びへの転換が必要だとわかった。そのために、①目的の明確化、②思考整理、③端的な要約、この3つが必須なのだ。他者貢献するという根本的な仕事観がそこにはある。仕入れた学びを供給して、周囲の需要を満たす。つまり、学びの目的は「他者貢献」の力を高めるためにあるのだ。その「他者」が行動に移せてなんぼ。インプットしたことをアウトプットできるようになるということは、人に説明できるということ。そのためには行動化する。それが習慣化する。そしてそれが性格になる。
いかに今まで「自分が」に執着し、インプットしてきたかを痛感した。楽しいだけの消費的学習は自分の娯楽としても必要だが、「投資的学び」を主としてインプットそしてアウトプットしていきたい。
「0秒思考」でA4用紙に考えてることを書き出すことを学んだが、それとどのように違うのか知りたくて読んだこの本だった。しかし、読んでみて、その期待は良い意味で大きく裏切られた。私はその技法が知りたかったのだが、技法より何より「なぜ学ぶのか?」という根本的な問いを深く考え、これからの仕事やインプット、アウトプットへの大きな気づきとなった。
「他者貢献」というマインドセットを常にもち続けていきたい。
Posted by ブクログ
紙一枚にまとめることに加え、一文を二十字に集約することで記憶へ定着させる。俳句に句読点を含めると二十字になることがかかれていて、学習とは、俳句を覚えていくようなものだと思ってしまいます。
集約していくことは、学習するものにとって非常にわかりやすいと思いました。
Posted by ブクログ
•「20字」でまとめる、は過程が素晴らしい
とにかく早く実践したいという、行動を駆り立てられる内容であったことに驚愕した。すぐさま方眼ノートを購入し、今日から投資の読書を行う。理由はシンプル。学びを生きたものにしたいから。とにかく、思考の整理をひたすら行い、他人のためになる知識をストックしていきたい。
勉強して社会を良くする
ワタシはもう還暦近いので、金や昇進にガツガツしておらず、純粋に自分のおバカのために勉強してましたが、ビジネス書読んで自分の昇給昇進しか目的ない奴もうgood night, 頭だけいい奴もうgood night,です。
若くて生意気でマウンティングしかしてないアナタにお勧めの良書です。自分の給与額低いとぼやいて本社にヘコヘコしてる上司の鞄にねじ込んで差し上げたく存じます。
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紙1枚にまとめるには要約する。その結果が20字で書くこと。その為の考え方や読書の仕方などわかりやすく書いていて実行していこうと感じました
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読み直し必須。
実践前提の構成になっており、再度読み直しすることで身になりそう。
章単位で区切って実践する形なので、独学の行動変革ができそう。
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永遠の課題である、忘れない学習法。
紙1枚、20字に整理するだけ。
あえて制約を設けることで、より本質を突き詰めることに役立つという。
その通りやってみたいけれど、続くかどうか。
学習は他者貢献のため、としっかり割り切ればなんとか頑張れるか…
Posted by ブクログ
⚫︎まとめ
なぜ紙一枚におさめるのか?
他者貢献型のアウトプットをするため。
学んだことを忘れるのはなぜ?
学びが消費になっているから。
学んだことを忘れないためには?
目的の明確化、思考整理、端的な要約が必要
本質とは?
多くの事象にあてはまる「よりどころ」
学習とは?
思考整理による本質探究そのもの
アウトプット=人に説明できること
What?Why?How?を解消するように理解(アウトプット)する
動詞を動作に変換する
自分の学びに「他者貢献」的な動機はあるか?
問いが立つと人は答えが出るまで探す
Posted by ブクログ
実践形式なので中級者向けだと思います。
速読練習の一環で途中まで読みました。
254ページ中200ページ 時間25分
トヨタに務められていた浅田さんという方が出版した一冊
デビュー作のトヨタで学んだ紙一枚にまとめる技術は2015年年間ランキング4位、世界5カ国翻訳のベストセラー。
今まで本にしてきた成果として一枚にまとめる技術を具体的に噛み砕いて本にしたものになります。
抽象的な仕事のコツをまとめたビジネス本とは違いアウトプットにフォーカスした内容です。
大きく三段階に分けられ
1.一枚にまとめることへ慣れ
2.行動に移すアウトプットの明確化
3.他者に貢献するためのアウトプットの明確化
とシートの内容が変わっていく。
学びが仕事に活きないのは他社貢献の視点が抜けており自己実現のみとなっているのが原因だと著者は説いている。
後半につれて複雑になるのでシートを見ながらアウトプットする必要があると感じた。
Posted by ブクログ
この本で、「他者貢献向けの投資(学習)を一枚の紙で整理する」方法を学んだ。
内容もわかりやすく、何をするのかも明確に記載してあり読んで良かったと思う。
Posted by ブクログ
学びや考えをまとめる思考法や、それを仕事や生き方に活かす実践など、たくさんのノウハウが詰め込まれていると思いました。本を読んだり、セミナーを受講しても、中々日常に活かせない、と悩む方がいれば読んでみてほしいと思います!
Posted by ブクログ
本質を見つけ他者に発信=貢献=自己理解が深まる。
学びを消費から投資に変えたいと思う方にオススメです。
本文で使用している思考整理のシートは個人的にとても使い勝手が良かった。
シートを実践すれば、これまでの
読んで終わりの『消費』から、本質を捉えアウトプットする『投資』へと変えられる。
Posted by ブクログ
簡潔にまとめることが出来ない人に最適
本書の後半にあった「他者貢献の学習が必要」という内容が印象的
知識だけの頭でっかちにはなりたくない
本質が理解できていれば簡潔にまとめられる
自分自身の戒めにもなるし、指導するときにも意識したいと思った
持
Posted by ブクログ
ビジネス書やセミナーなどを通じて学んだことを、その目的とともに紙1枚にまとめることで、インプットはもちろん、効果的にアウトプットする方法をまとめた本。
著者がトヨタで身につけた"紙1枚にまとめる"コツを基に、様式や具体例を示して解説してあって、非常に分かりやすい。
また、「働く」とは、「傍」を「楽」にすること(by シンクタンク・ソフィア代表 田坂広志さん)という解釈は、仕事のモチベーションを上げてくれる素敵な解釈だと思った。
そして、著者も最終的に学びをビジネスに生かすには"他者貢献"の視点が大事だとして、具体的に困っている誰かにアドバイスすることを前提とした、紙1枚へのまとめ方も紹介するなど、随所に、実践を意識した解説がなされているのもよい。
Posted by ブクログ
表紙・タイトルに、この本の真髄があらわれていて、約20字で内容が要約されています。
この「20字」ということ以外は、読書法やビジネス文書作成等をテーマにした他の書籍と比べて、内容に大きな違いはありません。
しかし、ビジネススクール講師らしく、情報がコンパクトで分かりやすく、実践しやすく、よく整理されています。
また、ビジネスの基本は他者貢献であることを思い出させて、学習の目的を動機付けてくれます。
さっそく自分でやってみることができたので、その簡潔さにおいて良書だと思います。
Posted by ブクログ
本読んだけど、どんな内容だったか人に具体的に説明できない方、なぜ働いてるの?と聞かれてお金のためスキルアップのためとか自己実現絡みのことが真っ先に出てくる人におすすめ。
この本では、学んだことを活かせるようになりたい人のために、考え方と学習方法を紹介している。
なんで学んだ内容を忘れてしまうのか、仕事に活かせないのかといった疑問に答えてくれる。
でもこの本の肝は知識を20字でまとめる方法ではなくって、なぜ働くかという仕事観を掘り下げるところ。働いてる理由を聞かれたら自己実現が真っ先に出てくる人をおすすめにあげたのも、この仕事観を掘り下げる章が刺さると思ったから。自分にとってはこれからの仕事のやり方考え方、勉強の仕方が変わるきっかけになりそうなことが書かれてたので、ここだけでも読んでほしい。
学習法も参考になったが、それ以上に仕事に対する考え方がためになったある意味タイトル詐欺の本。20字でまとめるとタイトルにつけてるぐらいなので、内容も端的に書かれててスラスラ読める。おすすめ。
Posted by ブクログ
今まで本を読んでも頭に残ることが少なく、この本を読んで改めて自分の学習は消費行動だったと気がついた。今度からは、この思考法を使って学習していきたいと思える一冊。ただ、ワークシートは同じようなものが項目違いでいくつか出てきて、私の頭にはシンプルに入らなかった。
●目的
独学法を知りたい
●要約
目的を軸に20字で要約→2w1hで説明可能にする
Posted by ブクログ
what,why,howの3点で、3つ書き出し、合計9点で話す。
動作に置き換えないと動詞は体得できない。
自分しかできないもの、他の人でもできるものを整理する。
学習の目的は、自分ではなく、他社貢献の力を高めるため
有益な読書にする方法
失礼ながら、「どうせ薄っぺらいのでは?」と思いながら読み始めました。
でも、何度も読み返して定着出来れば、計り知れないパワーがある本です。
本はたくさん読むけど、実生活に活かせないという悩みをお持ちの方にぜひ読んでほしい本です。なお、この本が身に付いていると、今の私の感想のようなおバカなレビューにはならなくなると思います、たぶん。
Posted by ブクログ
ビジネス本を読む際に"読んで終わり"ということは多くる。現実にどう落とし込むかがイメージできないから。そうではなく、そのビジネス本で"何を理解したか?"を短い言葉で表現できれば、それは確かな学びになるのかもしれない。「制約をかけて学ぶ」と本書に記載がある通り、制限は学びには必要だと感じた。「理解とは人に説明できることである」。よく聞く言葉だが、改めてその通りだと思う。また、本書の最後に働き方について記載がある。「傍楽」とは、とても素敵な言葉遊びだと感じた。「働くとは他社貢献の連鎖である」。
Posted by ブクログ
学習を仕事に活かす方法が書かれている。
第一章では、学習内容の本質を理解する方法を、第二章では、他人に伝わるアウトプット方法を紹介している。
第三章では、学習を稼ぎに変えるために他人貢献型の仕事観を提案している。
どの章についても、決められたフォーマットが存在するため取っ掛かりやすい。
Posted by ブクログ
本を読んでも学びが学びにならず、消費になっている。
目的の明確化
思考整理
端的な要約
特にその原因は学んだ内容を短く要約する方法を書かれている
Posted by ブクログ
情報整理法。
効率的に学び、発想を広げるヒント、伝えるヒントを得ようと思って借りた本。
目的を持ち、紙に書いて、思考を明確化し、キーワードを顕在化させ、自分の言葉で要約を行うことで知識を使えるものにしていこうという本。
目的を常に仮置きすること。何を得て、どう生かすのかという部分はグロビでやっていたことだが改めて習慣付けようと思った。
メモ
・学んだことを忘れないために必要なのは
目的の明確化
思考整理
端的な要約
・本質とは多くの事象に当てはまるよりどころ
・本質はシンプルなので端的な言葉で表現可能
☆目的を言語化する。書く。
・キーワードを抜き出してみる。
そしてキーワードをグルーピングする。
・もっと短い別の言葉に言い換えられないか
順番を入れ替えることで端的に表現できないか
修飾語句を省いたり補うことでわかりやすくできないか
・著者でなく、自分の言葉を優先する。
・学習とは説明可能なレベルで思考整理する営み
・3Qフレーム なぜ?何を学んだ?どういかす?
一言で言うとなにか
・行動したいなら動詞を動作に変換する
例 目的を意識する⇒意識したい目的が書かれた紙を繰り返しみる
当事者意識を発揮する⇒業務の目的や社会的意義を書き出す
徹底的に考え抜く⇒1行で言えるレベルまで何度も表現を書き直す
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