【感想・ネタバレ】テクノロジーの地政学 シリコンバレー vs 中国、新時代の覇者たちのレビュー

あらすじ

■ シリコンバレーと中国企業の動向比較で見えてくる、未来の産業地図

過去20~30年間、先端IT発祥の地と言えば常にシリコンバレーを含む米西海岸でした。
そして今、この地の企業群は、IT産業だけでなく多くの産業に影響を及ぼしています。

例えばグーグルが研究を進める人工知能は、スマホや自動運転車の開発にも波及。
アマゾンの無人コンビニ「Amazon Go」は、小売業の在り方すら変えようとしています。

一方、中国のテクノロジー産業は、人工知能開発の資金調達額やEVの販売台数、モバイル決済の取引総額などですでに世界一の地位を確保しており、シリコンバレーを凌駕する勢いで成長しています。

本書では、こうした変化を各論で見ていくために、シリコンバレーと中国の現地動向に詳しい専門家をゲスト解説として招聘。
彼らの知見を借りながら、マーケットトレンドや主要企業の取り組みを紹介しています。

さらに、今後のゲームチェンジャー候補となりそうな注目スタートアップも取り上げながら、各産業の未来を展望しています。
日本企業が「ソフトウェア経済圏」で生き残るために知っておきたい情報が満載です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シリコンバレーと中国の最新動向を学べる一冊。現状を知るヒントとなる一冊。
扱うテーマは人工知能、次世代モビリティ、フィンテック、小売、ロボティクス、農業フードテックの6分野。
対比はじめ、構造的に情報が整理されており、わかりやすい。(マーケットトレンド・主要プレイヤー・注目SUという切り口で対比整理
触れるまでもないが、一年ごとに進化が激しい領域なので、発行時点の情報であることには留意必要。


メモ
・AI産業6つの課題
 データ収集、プライバシー保護、法的責任
 AI活用の倫理、人材獲得、ビジネスインテグレーション

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2020年12月25日

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