あらすじ
やるべきこと、やりたいことを自分で選別しよう。求めず、期待せず、依存せず、気にせず――。人生のハンドルを自分で握り、他人に振り回されない生き方。マイペースを取り戻すための手法を提案します。
第一章 求めない
・ただ無為自然で生きればいい
・今のいいところが五つ挙がれば人生は十分幸せ
・他人に自分の理想を求めない ほか
第二章 期待しない
・一緒にいるのがつらいと直感したら無理をしない
・守るべきゾーンは自らの意識のバリア
・命かけてまでする仕事はこの世にない
・「いいね!」の数を気にしない ほか
第三章 依存しない
・子どもの学びの時間を奪わない
・忘れっぽい自分が嫌という気持ちを手放す
・死後の希望を書いたらすべて手放す ほか
第四章 気にしない
・メールの大半はしばらく放っておく
・情にほだされない
・一〇五歳で大往生された日野原重明先生の言葉
・人生、上りは必死でも、下りは穏やかに ほか
感情タグBEST3
ありのままの自分で生きる
話が小さいテーマで区切られて進んでいくのですが、どのテーマにも最後にまとめがついているので、「ああ、そういうことか~。」と、自分の考えをまとめながら読み進めることができます。
SNSが多用される昨今、人に左右されない、動じない自分を保つためのヒントがたくさんありました。
結局、無理せず、ありのままの自分でいることが一番大切なのだと気づかされた一冊です。
Posted by ブクログ
自分の人生を自分らしく穏やかに生きるための著者なりの考え方が紹介されている。自分の人生の軸は、あくまで自分。周囲との関わりの中で他者の顔色を窺うこともあるだろうけど、そんな時こそ「求めず、期待せず、依存せず、気にせず」なんだと教えてくれた。
以下、引用。
・周囲の話も聞きながら、最後は「自分はどうしたいのか?」を心に問う。そこで出てくるのは、一番ピュアであり、信頼のおける回答です。
・無償の愛は、常に現在形です。
ありのままの相手を信頼し、求めずに愛する態度です。
・トラブルは自分の外へと拡大した欲で生まれる。
欲は拡大する。信頼は拡大を止める鍵。