【感想・ネタバレ】そしてだれも信じなくなったのレビュー

あらすじ

謝罪会見シミュレーション、大学の七不思議、敬語の存在意義、やたら待たされる銀行、○○するだけダイエット、習慣がもたらす弊害、愛のかけらも感じられない妻との日々。「だれも信じられない」出来事の数々(あるいはだれにも信じられない自身)に出会った哲学者が生み出す極上のユーモア・エッセイ集。
解説・荒井泰子

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Posted by ブクログ

寝る前に読み、ニコニコしながら眠るための本。柔らかい感じや、そんなバカな、みたいなことを読み楽しむ本。

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

読書録「そして誰も信じなくなった」4

著者 土屋賢二
出版 文藝春秋

p41より引用
“ 人類は多くの難事を成し遂げたが、その
原動力は、何事も簡単にできると勘違いする
軽率さである。”

目次より抜粋引用
“ネジが可愛く思えた日
 ある謝罪会見
 年はとるな
 清らかさの極地
 旅行と想像力”

 経歴はいまいちはっきりしない哲学者によ
る、ユーモアあふれるエッセイ集。雑誌連載
をまとめた文庫オリジナル。
 パソコンのハード増設から病院に対する恐
怖まで、口先で考えたような文章で綴られて
います。

 上記の引用は、生きることと軽率さについ
て書かれた項での一文。
余計な苦労をしたくなければ、何かを始める
前に立ち止まって考えなければならないので
ようね。しかし皆が皆そうだと、変化が起こ
らない世の中になるのでしょう。行動力のあ
るあんぽんたんの重要性について、考えさせ
られます。
 読めば気持ちが楽になる、心の鎮痛剤といっ
た感じの著者の一連の作品の一つです。

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2023年11月07日

Posted by ブクログ

著書初読み。
こんな思考、発想を持ち続けておきたい(笑)
読後うっかり一晩おいてしまったので、内容は思い出せないけど。

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2019年04月08日

Posted by ブクログ

時間の浪費と思いつつ読むのが、筆者の本。文体の特徴を知り尽くしながら、笑いに誘われる。内容も厚さも薄いので、一気に読めて何も得られない。と思ってたら、今回は違った。示唆に富む2点の含蓄。最初は物忘れの進化、第一に名前を忘れ、第二に顔を忘れ、第三にジッパーを閉め忘れ、第四にジッパーを開け忘れる。車内で吹き出してしまう。次はAI進化のあり方。IT技術が効率化の対象として人間から単純作業を取り上げる。本来IT技術は人間の弱点を補うべきであり、人間は単純作業は得意だが、高度の判断をするのは苦手で、人間でもできる作業は奪ってはならないというパラドックス。人間とAIの棲み分けに踏み込んだ意見?と言えなくもない。

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2018年12月29日

Posted by ブクログ

久々の土屋先生エッセイ。あいかわらず、事実・誇張・虚構の境目がよくわからない。ふとした瞬間に深遠なことを述べているようで、次の瞬間にはおちょくられている気がする。いつどのエッセイを読んでも翻弄される。それがいいのだけど。

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2020年12月19日

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