あらすじ
樹木は子供を教育し、会話し、ときに助け合う。ドイツの森林管理官が長年の経験と科学的知見をもとに語る、まったく新しい森の姿。全世界で100万部突破の傑作ネイチャー・ノンフィクション!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
知り合いの編集者の方に紹介してもらった。
僕は、編集者の方々によくおすすめの本を聞く。
大体かなり面白い。たくさん本を読んできて、本を作るプロがこれぞ!というのは面白いに決まっている。
この本もその1冊。
木々が音をだして会話をしている。
キリンに食べられると葉っぱに苦味を発生させ、その木は他の木にも匂いで伝えている。ワクワクする森の知らない話がたくさん。
ああ、知らないことを知ることがこんなにも楽しいなんて。
Posted by ブクログ
いつぞや高橋源一郎が紹介していて気になっていた本。ガーデニングがマイブームの今読んでみた。
樹木について、まさに知らなかったことがたくさん書いてあって、とても興味深い。木ってこんなに「生き物」だったのか!
・木は齧られると味を変えて抵抗する
・木は内部で小さな音を出している
・ブナは仲間と根で栄養を分かち合っている
・海の近くから森があるおかげで雨が降る。森が続いていないと雲にならない
・木の寿命は1万年にもなることがある
・移植されたり枝を切られた木は弱まる。森の中で日陰をお互いに作るから木は長生きする
翻訳の本にありがちなんだけど、ちょっと読みづらかったので、読み切るのに時間がかかった。機会があればまた読み返したい。