【感想・ネタバレ】第四の消費 つながりを生み出す社会へのレビュー

あらすじ

高度成長、オイルショック、バブル、そして長引くデフレ……日本人の消費は発展段階に応じて変遷し、消費の単位も「家族」「個人」と変わっていった。次に消費が向かうのはどこか。消費社会マーケティングの第一人者が大胆に描く近未来予想。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第四の消費社会とは?
国民の意識の流れは、national(国家重視)→family(家族重視、家族と一体の会社重視)→indeividual(個人重視)→social(社会重視)。

第三消費社会から第四消費社会への変化の特徴。
1、個人志向から社会志向へ、利己主義から利他主義へ
2、私有主義からシェア志向へ
3、ブランド志向からシンプル・カジュアル志向へ
4、欧米志向、都会志向、自分らしさから日本志向、地方志向へ(集中から分散へ)
5、「物からサービスへ」の本格化、あるいは人の重視へ。

普段、身の回りから、自分自身の感覚として感じていることが、歴史も含めてわかりやすく書かれている。
モノを手に入れて充足感を得るのではなく、経験であるコトや誰かというヒトがより重視されていく。
つながり、という部分は実感を伴わないため、どのレベルなのかが想像できない。
その先の、第五の消費社会を考えながら生きていくことが重要な気がする。

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2013年01月02日

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