【感想・ネタバレ】答えのない世界に立ち向かう哲学講座 AI・バイオサイエンス・資本主義の未来のレビュー

あらすじ

ベストセラー『いま世界の哲学者が考えていること』著者最新作。『WIRED』日本版のビジネスパーソン向け人気講義を完全書籍化! 「自動運転車が事故を起こしたら、誰が責任を負う?」「私たちの雇用がAIに奪われた社会の姿とは?」「ゲノム編集で天才を生み出すことは許される?「ビットコインは「国家の終わり」の始まり?」……最新テクノロジーがもたらす倫理的課題と未来像を、プラトン、アリストテレスから、ハンナ・アーレント、マイケル・サンデル、マルクス・ガブリエルまで、古今の哲学者の思考を通して徹底議論する。答えなき世界の明日を切り拓く哲学講座、開講。【拡大無料お試し版電子書籍配信中!】

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Posted by ブクログ

ネタバレ

哲学を難しくとらえるのではなく、日常に起こる出来事をどう考えどうとらえるかである事を改めて教えてくれた。
遺伝子組み換えやアンドロイド、AIのような科学技術が進む中、それらを社会にどう取り入れるか、どうとらえるかという事を考える事が哲学。
自動運転車が飛び出してきた子供を轢いてしまうのを避けるために運転者が傷つくのを許容できるか。子供を避けるために歩道の老人を轢いてしまう場面ではどうか。どちらかを選択しなくてはいけない中、自動運転システムをどのように構築するか。こんなことも哲学なんだなと改めて考える事の楽しさと奥深さを感じさせてくれた。

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2022年08月16日

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