【感想・ネタバレ】ズッコケ中年三人組 41歳の(秘)大作戦のレビュー

あらすじ

中年の日々を送るハチベエ・ハカセ・モーちゃんの前に現れたのは、かつて『ズッコケ(秘)大作戦』で三人組をトリコにした北里真智子。今や政界・財界に顧客をもつカリスマ占い師となった真智子に、再び心ときめく三人組だが、またしても彼女の“言葉”に翻弄され・・・ 大好評の中年三人組シリーズ第2弾!

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Posted by ブクログ

いつもの3人組の小学生時代、短期間だけ転校してきてクラスメイトになった少女が大人になり人気占い師としてミドリ市にやって来る。当たる、と評判の占いだがふとしたことからハカセはその方法に疑問を持つ…

なんとも、ある意味で現代的な話の展開だし、それが「ズッコケ3人組」時代の展開とリンクする部分もあるという古参ファンにとって憎い造り。(まあ、オチは少し、物足りない感もある)
メインテーマの「かつての転校生との再会」「占い師とは」の他隠れテーマはモーちゃんによる「中高年の健康」(笑

かつてのクラスメイトに健診してもらうハチベエ、熱中症で倒れそうになるハカセ、荒井陽子の口利きで再就職したモーちゃん、と中年めいた光景が冒頭から始まる。中年シリーズが始まってからは何気にハカセの「変なところ生真面目というか天然というか」(作者曰くの朴念仁)な部分が面白い。

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2018年12月22日

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