【感想・ネタバレ】巨人伝 下のレビュー

あらすじ

イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に続々と論文を発表。
無類の天才学者の破天荒な生涯とは!?

奇行のゆえか国内よりは海外での評価が高く、イギリスの「ネイチャー」誌などにさかんに寄稿した。
研究分野も多方面に渡り、民俗学、民族学、菌類、粘菌類、藻類などを研究。

神社合祀に反対し、国と対立したが、昭和四年の和歌山への天皇行幸の折にご進講をつとめ、学者としての生涯に輝かしい履歴を加えた。

解説・多岐祐介

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Posted by ブクログ

結局、最後まで古典の引用の連続には慣れることができなかった。登場人物も目まぐるしく入れ替わるから、弟とか奥さんとか息子とか、かなり頻繁に登場する一部の重要人物しか、最終的な印象には残らない。どちらかというと、ひとつの読み物というより、熊楠自身についての資料的価値の側面が大きいと感じました。

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2012年05月17日

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