あらすじ
【イラスト付き】狼系獣人・九郎のカフェレストランは今日も閑古鳥……。ある日そのカフェと、全裸で仁王立ちした美形・神近環千の家が、妙な発明品のドアで繋がってしまった! 社長で偏食家の環千は、迷惑をかけたクセに自分のごはん作りを九郎にお願い。強引さに最初はドン引きだったけど、ごはんを美味しいと褒めてくれる環千に九郎の心は温かくなって――。
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Posted by ブクログ
肉食、草食獣人と人間のいる世界
四人の兄と両親に愛され育った狼獣人の九郎は誰にも愛される店を夢みて開店したカフェは閑古鳥。
そんな店の掃除道具入れの扉がどこかで聞いた事があるネーミングの空間移動扉になったことから始まるお話。
空間移動装置を開発した、いけすかない社長の環千は、生い立ちが複雑で愛を知らない。
環千に我知らず人の愛を教えながら惹かれる九郎が可愛い。
経験だけは豊富で恋愛バージンな環千のすっとんきょうか愛の言葉(笑)に声をあげて笑っちゃいましたw
ハートフルなお話です 。
設定も攻めも受けもよいのに。
出会いが全裸の攻めとセフレがいる場に遭遇とかとっても面白くなるとワクワクしました。
お金はあるけどその歳になるまで愛情というものを知らずに生きてきた攻めが受けに癒されて惹かれていくそのストーリーも良きです。
けれどなんでしょうか、物足りないのです。
一年以上離れ離れで健気に待つ受けも再会時の2人も辛さとか切なさが迫ってこなくて通り一遍。
もっと心の機微を深く表現してもらえたらいいのになぁと思わせられました。